エコノミークラス症候群のタグ記事一覧

認知症の進行を遅らせよう!介護を楽にする生活の工夫

認知症初期の母江さんを4コマ漫画で紹介。そのエピソードから認知症の知識や対応、進行を遅らせる生活の工夫など、介護の実践をまじえながらお伝えしたいと思っております。認知症の方とそのご家族の充実した日常に繋がりますように!

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エコノミークラス症候群のタグが付いた記事一覧。認知症初期の母江さんを4コマ漫画で紹介。そのエピソードから認知症の知識や対応、進行を遅らせる生活の工夫など、介護の実践をまじえながらお伝えしたいと思っております。認知症の方とそのご家族の充実した日常に繋がりますように!

2018-03-02 認知症・生活の工夫
同じ姿勢で長時間過ごす高齢者前回、お義母さんが「エコノミークラス症候群」で入院した話をしましたが、同時に心配になってきたのが母江さんの「突っ伏し寝」です。母江さんに限らず、高齢になると日中はテレビを見ながらウトウト…とされている方、多いのではないでしょうか。お昼寝は短時間なら疲れも取れるしリフレッシュできるけど…あまり何時間も同じ姿勢では血行も姿勢も悪くなってしまうのでは?と心配になってしまいますよ...

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2018-02-17 高齢者の心と身体
 義母子さんは昔の仕事柄、英単語がちょっと得意。エコノミークラス症候群とは? 飛行機内などで長時間同じ姿勢が続くと、血流の悪さから足などの血管に血栓ができてしまい、その血栓が肺の血管に飛んで肺塞栓を起こしてしまう事をいいます。エコノミークラス以外でも発症する為、注意喚起も含め「ロングフライト血栓症」「旅行者血栓症」などの名称を使う場合もあります。脳梗塞や心筋梗塞は結構おなじみの病名ですが、『肺...

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座りっぱなしになりがちな認知症の方の血行を良くしたい

安楽な姿勢


同じ姿勢で長時間過ごす高齢者

前回、お義母さんが「エコノミークラス症候群」で入院した話をしましたが、同時に心配になってきたのが母江さんの「突っ伏し寝」です。母江さんに限らず、高齢になると日中はテレビを見ながらウトウト…とされている方、多いのではないでしょうか。
お昼寝は短時間なら疲れも取れるしリフレッシュできるけど…あまり何時間も同じ姿勢では血行も姿勢も悪くなってしまうのでは?と心配になってしまいますよね。

理由→記憶→行動…「習慣化」は難しい

「あまり長くお昼寝すると血行に良くないからなるべく短めにね、体操もしてね」
と説明しても認知症の方にとっては抽象的なので理解が難しいし、憶えられません。
こういった向上意識が必要な習慣は認知症の方にとって大変難しいものです。
介護をする側もいちいち注意するのは面倒だし、実行してくれないとストレスがたまってしまいます。

血管の圧迫を減らし安楽な姿勢でお昼寝

本人が忘れてしまうなら物理的に姿勢よく過ごしてもらうというのはどうかな?と考えてみました。やはり背中が少しでも伸びるように卓上に小さなクッションと、膝下の血行が悪くなりやすいので机下にオットマン的なものを置いてみました
血管を圧迫しない姿勢 
小さいクッションを置いたら本人が自ら率先して使ってくれています。おそらく気持ちいいし体も楽なのでしょうね。

いきなり購入せずに「お試し」を

ネットで「お昼寝グッズ」を検索するとさまざまな商品がたくさんでてきます。
当然ですが良いモノはそれなりに張るお値段。介護者がお金と時間をかけて吟味して、せっかく買ったのに本人が使ってくれない!となると本当にガッカリしてしまいますよね。

まずは家の中にあるモノで気軽に試してみましょう
バスタオルを巻いて輪ゴムで止めたものを枕の代わりに。100均の小さな踏み台でオットマンに。座布団を二枚重ねてもちょっと楽に思える場合があります。
(オットマンの代用品はあまり低すぎると本人の視界に入らず、転倒の恐れがあるので目立つ色のタオルを巻くなどの注意が必要です)

安価なモノなら「良かったら使ってみてよ」と気軽に勧められるし、本人から「いらない」と突っぱねられても介護者のストレスは少なそう。
同時にいらない理由「これじゃ低い、高い」「なんかムレる」「かかとが痛い」などの訴えが聞けるので、代案のヒントの為にもお試しは大事だと思います。

※夜眠れなくなりそうなら「お昼寝を減らす」以外にも、運動やお散歩する時間を増やすという方法もあります。ヘルパーさんや訪看さんなら一緒に体操したり散歩に付き添ってくれますからケアマネさんに相談してみてはいかがでしょうか。

高齢者がなりやすい「エコノミークラス症候群」

エコノミークラス症候群 
義母子さんは昔の仕事柄、英単語がちょっと得意。

エコノミークラス症候群とは?

肺塞栓 飛行機内などで長時間同じ姿勢が続くと、血流の悪さから足などの血管に血栓ができてしまい、その血栓が肺の血管に飛んで肺塞栓を起こしてしまう事をいいます。
エコノミークラス以外でも発症する為、注意喚起も含め「ロングフライト血栓症」「旅行者血栓症」などの名称を使う場合もあります。

脳梗塞や心筋梗塞は結構おなじみの病名ですが、『肺塞栓』はあまり聞いたことがないかもしれません。
脳や心臓と同じく、肺も血液循環が行われています。肺につながる血管に血の塊が詰まってしまうと肺がうまく機能しなくなり、呼吸困難、息苦しさ、胸の痛みを引き起こします

義母子さんの場合も肺から血液中に酸素を送り出すことが困難になって、呼吸をしているにもかかわらず体内に酸素が十分に行き渡らない状態になっていました。

日常に取り入れたい高齢者のエコノミークラス症候群予防

厚生労働省のサイトにある「エコノミークラス症候群になりやすい人」のトップに書かれているのが高齢者。
高齢者は血液の循環機能や筋力の低下に加え、生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常等)を抱えている方が多く、エコノミークラス症候群になる危険性は高いと言われています。
また、体力や気力の衰えから日中座りっぱなしでテレビを見ている方も多いのではないでしょうか。

■血液をドロドロにしない
人間は汗や尿以外に呼吸や皮膚からも水分を放出しています。こまめな水分補給を行い、アルコールや喫煙はできるかぎり控えましょう。

■時々立ち上がる、ふくらはぎをマッサージする等、血の流れを良くする
分かってはいるもののなかなか実行に移せないのは高齢者だけではないハズw難しいようなら座ったままで足首を回したり、足の指をグーパーしたりでも効果はあります。姿勢を伸ばし、腹式呼吸をする事で血流が良くなる事もあるので、できそうな事から声をかけて一緒にやってみましょう。

■環境を整える
・かかとが地面につかないような座面の高い椅子はひざ裏が圧迫されて血流に影響がでてしまいます。よく使う椅子や車いすのサイズを合わせましょう。オットマンなどもいいですね。
・寝る時はすこしだけ足を上げられるようタオルを丸めたものやクッションを足元に置いたり、ベッドの足元をギャッジアップすると効果が得られます。ただし上げ過ぎると逆に圧迫される部分がでてくるので10cm~15cm程度で本人が不快に思わないぐらいに抑えましょう。
・衣類、特にベルトやウエスト部分を圧迫するゴムなどはできるだけ緩めにしましょう。

参考文献 厚生労働省「エコノミークラス症候群の予防のために」
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