介護のタグ記事一覧

認知症の進行を遅らせよう!介護を楽にする生活の工夫

認知症初期の母江さんを4コマ漫画で紹介。そのエピソードから認知症の知識や対応、進行を遅らせる生活の工夫など、介護の実践をまじえながらお伝えしたいと思っております。認知症の方とそのご家族の充実した日常に繋がりますように!

タグ:介護

介護のタグが付いた記事一覧。認知症初期の母江さんを4コマ漫画で紹介。そのエピソードから認知症の知識や対応、進行を遅らせる生活の工夫など、介護の実践をまじえながらお伝えしたいと思っております。認知症の方とそのご家族の充実した日常に繋がりますように!

2017-05-03 高齢者の心と身体
 まあ、なんかイイ感じに赤ら顔になってたんで、アリかな、と。 やっぱり、いくつになっても女性はキレイでありたいのです。どんなにシワやしみで覆われようが「お若いですね」「おキレイですね」と言われたい。アタイだって正直、そう言われたい。言われたい。言われたいんじゃ……化粧の効果年齢関係なく、人からどう見られているかって気になりますよね。だから鏡を見ると「鼻毛が出てる!」「ヨダレの跡が!」「眉毛つ...

記事を読む

2017-04-26 認知症・生活の工夫
 「この時期は毛虫の卵がビッシリ産みつけてあるからやめよう」と言ったら物凄くイヤな顔をされました。認知症の人は一度こだわりだすとその事に集中してしまい、なかなか抜け出せなくなります。そして介護者がどんなに柔らかく説得しても、いや、すればするほどこだわりが強くなっていきます。母江さんの場合「外出先の草花を我が手中に収めたい」にメチャクチャこだわるんです。認知症としてはまだ軽度の母江さんですから、...

記事を読む

2017-04-12 認知症・生活の工夫
兄助は仕事が忙しく年に一回会う程度なので、母江さんは存在自体をポコンと忘れちゃいます。まだ説明すれば思い出してくれますが…w海馬は記憶の番人のようなもので、人間が見聞きする全ての情報を一時保管してくれます。保管している間に何度もその情報が出し入れされれば「おっ、コレは重要な情報だな」と大脳皮質にバーンと張り付けてくれるのです(長期記憶)例えば「卵焼きの作り方」を覚えて毎朝作って(情報の出し入れ)い...

記事を読む

2017-04-09 病気の知識(糖尿病)
母江さんがお散歩を頑張った日や、訳もなく不機嫌な日の為にちょっとしたオヤツを用意しているのですが、この日はウッカリ出しっぱなしにしてしまいました。基本的に糖尿病を持つ方は間食を摂らない方が良いとされています。理由は間食をすると血糖値は下がる間がなく、上がり続けてしまうから。 でも、人間にとって「食べる」という行動はとてもとても重要で楽しくて幸せな事。ましてや絶対やらなければならない仕事がほぼな...

記事を読む

2017-04-03 病気の知識(認知症)
どうやら母江さんが幼い頃、トイレの窓からこれらの花を見た記憶があるらしいです。記憶障害を時間で分けると・即時記憶(数秒間は覚えていられる・たった今の事)・近時記憶(数分から数カ月は覚えていられる・近年の出来事)・遠隔記憶(数か月から年単位で覚えていられる・遠い昔の事)となります。マンガの場合ですと「トイレの裏」ばかり言っていると気づける(即時記憶)花の名前はわからない(近時記憶)昔トイレの窓から花...

記事を読む

お化粧して出掛けよう!

高齢者と化粧 
まあ、なんかイイ感じに赤ら顔になってたんで、アリかな、と。 

やっぱり、いくつになっても女性はキレイでありたいのです。どんなにシワやしみで覆われようが「お若いですね」「おキレイですね」と言われたい。アタイだって正直、そう言われたい。言われたい。言われたいんじゃ……

化粧の効果

年齢関係なく、人からどう見られているかって気になりますよね。だから鏡を見ると
「鼻毛が出てる!」「ヨダレの跡が!」「眉毛つながってる!」
等々、一歩でも一ミリでも修正できるところは修正したくなるのです。
今更ねぇ…とか、もう婆さんだもん、とか言ってる人だって周囲の声かけ次第で少しづつ興味を持ってくれるはず。
ちょっと肌が明るくなるだけで見た目はかなり変わります。それを本人に感じてもらえればポジティブな感情がブワッと湧き出て自分に関心が向き、女性である事を再認識してもらえるかも。

脳トレも勿論素晴らしいのですが、お化粧だって脳にとってもイイんですよ。洗顔からの手順や、使う道具の機能や化粧品の効果、自分に合うかどうかまで、すごく考えますから。

注意点は、あまりケバケバしくせずナチュラルに。高齢者は目があまりよくない方も多いので、お化粧は明るい部屋で行うと良いですね。

あと全然関係ないんですがドラマ「相棒」の鑑識に米沢さんが帰ってくることを切に切に願っております…
 カテゴリ
 タグ

認知症と『こだわり』

認知症とこだわり 
「この時期は毛虫の卵がビッシリ産みつけてあるからやめよう」
と言ったら物凄くイヤな顔をされました。

認知症の人は一度こだわりだすとその事に集中してしまい、なかなか抜け出せなくなります。そして介護者がどんなに柔らかく説得しても、いや、すればするほどこだわりが強くなっていきます。

母江さんの場合「外出先の草花を我が手中に収めたい」にメチャクチャこだわるんです。認知症としてはまだ軽度の母江さんですから、なんとか説得したり気をそらしたりして対応できております。しかしあまり言いすぎると「アンタは私を思い通りにしたいんでしょ!まったく!こんなの取っても誰も何も言わないわよ(プンプン)」となります。

原因を探る
もともと自然豊かな場所で育った母江さんですから、そこらの草木をむしり喰っても全く問題なかった幼少期。この自由を私(介護者)に阻害されているようで腹立たしく感じてしまうみたい。
だとしても「OK!俺と一緒に公園の桜をブチブチ取ってたらふく食べてやろうぜ!」と同意して器物損壊に加担するわけにもいきませんw
でも原因を探る事で介護者が「理解する」事ができます。これはとっても大事な事だと私は思っています。認知症の世界を理解すると介護者のイライラがスッと消える場合がありますから、本人の話をよく聞いて何故そこにこだわるのか、考えてみると良いかもしれません。

気をそらす
じゃあどうするかと言うと「あ!あそこに変わった花が咲いてる!」と場所移動したり「あ!いけない!今日の夕飯考えてなかった!何が食べたい?」と全然違う話をしたり、とにかく気をそらします。
※母江さんの場合は、この最初の「あ!」が大変有効です。ちょっとだけビックリ→平和な話題や興味ある事を入れるとガツンと食い付いてきます。ただしあまり続けると「話題かえてごまかさないで」とハッキリ言われてしまった事もあるのでw色々なバージョンを用意しておくと良いかもしれません)

その他
第三者に入ってもらう、先手を打つ(見えないようにする等)、問題がなければそのままにしておく、地域の理解や協力を得る…などがあります。こだわりの原因をみつけて、それに合った対応をしていくとこだわりが弱まる可能性があります。
(でも第三者とか地域の協力等はホント難しいですよね…認知症でも安心して暮らせる地域作り…私も協力したいなぁと思いました)

こだわりは長く続かない
介護の教科書にはこのありがたい文字『こだわりは長く続かない』が書かれていました。これが事実だとしたら介護者にとって何と希望に満ちあふれた文字列か…!!でもこれは私の経験上ですが「AのこだわりからBのこだわりに移行する」という方が多い気がしました。こだわり自体がなくなる方(筋力の衰えや認知症の進行が原因…?)もモチロンいらっしゃいました。確かに長くは(一年程度)続かないのですが…
でも「AよりBの方が対応しやすい!」とか「Bならご近所さんの迷惑にならず一安心」とか良い方向に転換する事もあります。
きっと突破口はあると信じて…
…あと、桜は毒があるっぽいので食べちゃダメらしいですww

認知症でも覚えられる…事もある

認知症だって覚えられる
兄助は仕事が忙しく年に一回会う程度なので、母江さんは存在自体をポコンと忘れちゃいます。まだ説明すれば思い出してくれますが…w

海馬は記憶の番人のようなもので、人間が見聞きする全ての情報を一時保管してくれます。保管している間に何度もその情報が出し入れされれば「おっ、コレは重要な情報だな」と大脳皮質にバーンと張り付けてくれるのです(長期記憶)
例えば「卵焼きの作り方」を覚えて毎朝作って(情報の出し入れ)いれば大脳皮質が長期記憶として覚えてくれます。
一方「朝食は卵焼きだった」というあまり重要でないエピソードを覚えても、一定期間この情報を使う場面が無ければ海馬は必要ない記憶として「朝食は卵焼きだった」というエピソードは大脳皮質に張り付けず捨てて(忘れて)しまいます。

母江さんはアルツハイマー型認知症なので海馬と大脳皮質両方の萎縮がみられます。かと言って両方ピクリとも機能しないわけではなく、何度も何度も「旦那はいるのか」「いるよ」の繰り返しをして大脳に張り付けることができたわけです(張り付けても調子の良し悪しで取り出すことができない時もあります)

しかし「根気よく何度も何度も言って分からせる」というほど単純なものでは無いと思います。記憶の貼り付けは本人の興味や感情にも左右されますから、私は母江さんに対して
「過度の期待はせず、かと言って最初からあきらめない」
ぐらいのスタンスで会話をするようにしています。
ちなみに母江さん、毎日薬を飲んでるのにまったく覚えてないんですよ。もう一年ぐらい飲んでるのに。多分薬についてはいっさい興味ないんでしょうねw 

糖尿病と高齢と間食と

糖尿病と高齢と間食と
母江さんがお散歩を頑張った日や、訳もなく不機嫌な日の為にちょっとしたオヤツを用意しているのですが、この日はウッカリ出しっぱなしにしてしまいました。


基本的に糖尿病を持つ方は間食を摂らない方が良いとされています。理由は間食をすると血糖値は下がる間がなく、上がり続けてしまうから。
 でも、人間にとって「食べる」という行動はとてもとても重要で楽しくて幸せな事。ましてや絶対やらなければならない仕事がほぼない高齢者は「口寂しい」という理由でついついオヤツに手をだしちゃうのはワタクシ大いに頷けてしまうのです。
 あまりに縛りすぎてもストレスになってさらに血糖値を上げてしまう恐れもあるため、マンガのようにウッカリ食べてもあまりピリピリせず「まぁいっか」ぐらいに受け止めています。
ただし、そのあとの夕飯のご飯量(カロリー)は本人が気付かない程度に少な目にするなど、ドクターから指示を受けている1日のカロリー摂取量をなるべく越えないようにしています。 

「いい加減」というのは何の分野でも難しいものですね。多すぎず、少なすぎず、ちょうどよい。毎日の運動量も考慮して。いやいや介護者があまりにギュッと詰めると疲れちゃいますから。こちらもドクターと相談しながら「いい加減」に頑張りましょう。

即時記憶は数秒間

即時記憶は数秒間
どうやら母江さんが幼い頃、トイレの窓からこれらの花を見た記憶があるらしいです。

記憶障害を時間で分けると
・即時記憶(数秒間は覚えていられる・たった今の事)
・近時記憶(数分から数カ月は覚えていられる・近年の出来事)
・遠隔記憶(数か月から年単位で覚えていられる・遠い昔の事)
となります。

マンガの場合ですと
「トイレの裏」ばかり言っていると気づける(即時記憶)
花の名前はわからない(近時記憶)
昔トイレの窓から花を見たと覚えている(遠隔記憶)
となります。
アルツハイマー病では主に近時記憶が失われやすくなりますので母江さんの場合はドンピシャですね。逆に即時記憶が保たれやすいのであれば会話をなるべく数秒か1分以内に収めればその瞬間は通常の会話が可能なのです。したがって1回の会話にたくさんの情報を詰め込まず、文章をわかりやすく順序立てて話すようにしています。声のトーンは優しく深く…ゆっくりと。
などと言いつつコレがとても難しいw精進精進…

Copyright © 認知症の進行を遅らせよう!介護を楽にする生活の工夫 All Rights Reserved.

テキストや画像等すべての転載転用販売を固く禁じます