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認知症の進行を遅らせよう!介護を楽にする生活の工夫

認知症初期の母江さんを4コマ漫画で紹介。そのエピソードから認知症の知識や対応、進行を遅らせる生活の工夫など、介護の実践をまじえながらお伝えしたいと思っております。認知症の方とそのご家族の充実した日常に繋がりますように!

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回想法のタグが付いた記事一覧。認知症初期の母江さんを4コマ漫画で紹介。そのエピソードから認知症の知識や対応、進行を遅らせる生活の工夫など、介護の実践をまじえながらお伝えしたいと思っております。認知症の方とそのご家族の充実した日常に繋がりますように!

2018-04-22 認知症・生活の工夫
 いつかおばさんの幸せな思い出を引っ張り出せると良いのですが同じ話ばかりになってしまうのはナゼ?記憶が抜けてしまうのだから、以前話した事自体を忘れてしまい、同じ話ばかりになるのは当然なのですが…ちょっと母江さんの頭の中を想像してみました。『覚えているのは昔の事ばかり。ぼんやり頭の中に浮かんでくるのは数十個ほどのエピソード』認知症になると大抵の場合、最近の記憶は無く昔の事をよく覚えています。私だ...

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2017-08-19 高齢者の心と身体
ギブミーチョコレートですね。進駐軍の兵隊さんがジープの上から日本の子供たちにチョコをばらまいてるイメージでしたが、母江さんの話を聞く分にはとてものどか。当時住んでいた場所がゴリゴリの田舎だったからでしょうか。懐かしい昔の話をすると心が安定する昔の出来事を他者に話す時、人は無意識に自分の存在と歴史を感じ、心が満たされ情緒が安定するのだそうです。また、思い出を振り返る事で親から愛された記憶や楽しかった...

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思い出話のくりかえしに辟易した時の対処法

認知症の同じ話b 
いつかおばさんの幸せな思い出を引っ張り出せると良いのですが

同じ話ばかりになってしまうのはナゼ?

記憶が抜けてしまうのだから、以前話した事自体を忘れてしまい、同じ話ばかりになるのは当然なのですが…ちょっと母江さんの頭の中を想像してみました。

『覚えているのは昔の事ばかり。
ぼんやり頭の中に浮かんでくるのは数十個ほどのエピソード』

認知症になると大抵の場合、最近の記憶は無く昔の事をよく覚えています。私だって最近の記憶が飛んじゃって、小さい頃のエピソードしか頭になかったら話す事なんていつも同じになると思うんですよね。

ストーリーの中から別の記憶を開く

とはいうものの、毎回毎回同じ話を聞くのはキビシイのです。
特に私側に余裕がない時。(体調不良とか時間が無いとか)

そんな時はストーリーの中の
・人物(どんな人?当時いくつくらい?今何してるの?)
・環境(どこに住んでたの?周囲には何があったの?)
・モノ(今も持ってるの?大きさは?)
等々…あくまで自然に質問します。
そこから別の記憶が開いたり他のエピソードにつなげられる事があるので、本人の記憶に幅が生じ良い方向に転がる場合があります。
(※マンガみたいに悲しい扉を開けちゃうコトもありますがw

基本は聞く姿勢で

悲しい思い出は気分が暗くなってしまうので、上記のように別の話題へそらす事が多いのですが、私に心の余裕がある時はできるだけ最後まで聞くようにしています。
話をそらされたり遮られたりするのってやっぱりちょっと消化不良な気持ちにさせてしまいそうで…。
「聞き上手の練習」と思って返答の工夫をするなどゲーム感覚な時もあります。
あまりツライようならちょっと離れてトイレに行き、まるっきり別の話題を引っ提げて戻ったりしています。
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昔の話を聞いてみる

戦時中の思い出
ギブミーチョコレートですね。
進駐軍の兵隊さんがジープの上から日本の子供たちにチョコをばらまいてるイメージでしたが、母江さんの話を聞く分にはとてものどか。当時住んでいた場所がゴリゴリの田舎だったからでしょうか。

懐かしい昔の話をすると心が安定する

昔の出来事を他者に話す時、人は無意識に自分の存在と歴史を感じ、心が満たされ情緒が安定するのだそうです。また、思い出を振り返る事で親から愛された記憶や楽しかったこと、共に苦労を分かち合った仲間を思い出し、孤独感や不安を減らす事ができます。

認知症の進行予防にも効果がある

認知症の場合「ひどい物忘れはあっても昔の事はよく覚えている」という特徴があります。当時の記憶を呼び起こし、それを他者に伝える「言葉」にする事で脳(主に前頭葉)の活性化につながるという訳です。
他にも「感情」「悲哀」「幸福」「不安」等の情動機能が回復したり発言が増える表情が豊かになるコミュニケーション能力の向上問題行動の軽減などの効果があげられます。

昔の話を聞く時の注意点

・楽しく穏やかで話しやすい雰囲気作りを心がける
・無理に聞き出したりせず、自然に会話する中で思い出してもらうようにする
・話の内容が事実と違っていても訂正せずに、話し手の感情や気持ちを受け止める
・内容を他の人に話すと気分を害する人もいるのでみだりに他言しない

今回は時期的に「戦争」の話になってしまいましたが母江さんにとって戦時中はツライ思い出として残っておらず、結構色々と話してくれました。しかし高齢者にとって戦争は思い出したくない事かもしれないので、話を聞く際のキーワードとしては注意が必要だと思います。

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