認知症のタグ記事一覧

認知症の進行を遅らせよう!介護を楽にする生活の工夫

認知症初期の母江さんを4コマ漫画で紹介。そのエピソードから認知症の知識や対応、進行を遅らせる生活の工夫など、介護の実践をまじえながらお伝えしたいと思っております。認知症の方とそのご家族の充実した日常に繋がりますように!

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認知症のタグが付いた記事一覧。認知症初期の母江さんを4コマ漫画で紹介。そのエピソードから認知症の知識や対応、進行を遅らせる生活の工夫など、介護の実践をまじえながらお伝えしたいと思っております。認知症の方とそのご家族の充実した日常に繋がりますように!

2018-01-05 病気の知識(認知症)
多分おじいさんも認知症仲間だったのでしょう。二人とも楽しそうで何より。訂正や指摘は責めている事につながり逆効果なぜ人間は間違いを訂正したくなるのでしょう。本当の事を知っていながら黙っているのは何となく不親切な感じがしませんか?私はそう思ってしまいます。他にも自己満足や自分の正しさを誇示したい、自分の方がよく見聞きし知識もあるとマウントを取りたい等…ウムムなんだか恥ずかしくなってきましたw母江さんが...

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2017-12-28 介護者の心と身体
排泄のケアでは様々な観察や気づきが重要ですが、今回は「家族の心構え」に焦点をあててみます。排泄の介護は負担が大きい介護の悩みの中でもトップは「排泄介護」です。「汚い」「臭い」「気持ち悪い」…誰でも排泄物に対してはあまり良いイメージはありませんよね。それに加え、「綺麗好きなあの母が…」「厳格なあの父が…」など、ご家族にとって精神的ダメージは大きく、なかなかすぐには受け入れられないものです。排泄に手助け...

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2017-12-09 認知症・生活の工夫
 外出先では歩行の遅い母江さんを待たせて、パパッと用事を済ませる事がよくあるのですが… 待っててもらう周囲をよく見ておかないと寒い思いをさせてしまったり、本人が耐えられなくなって一人で場所移動してしまったり…と結構キケンな事態になってしまう恐れがあります。 周囲に本人が嫌な事がないか確認 暑さ寒さもそうですが、母江さんの場合、子供の奇声(?)がものすごく苦手。一発でその場を離れてしまいますから近く...

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2017-10-14 認知症・生活の工夫
 認知症の方に張り紙や注意書きは大変有効な手段母江さんの部屋も御多分に漏れず張り紙だらけ。張り紙を読んで本人が納得し行動できれば介護者の私も安心、母江さん本人の危険な行動を防止できたり、自立した生活につながります。例えば『薬は食前に飲みましょう』という張り紙をお弁当に付けてセットしておくとキチンと飲んでくれます。毎日毎食張り紙を読む事で「記憶する」というより「習慣化」してくれたらなぁ…今後、認...

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2017-09-30 認知症・生活の工夫
毎日お昼は母江さんと二人で食べるのですが、準備や後片付けなど母江さんには何かと手伝ってもらっています。ボーッとしている時間はなるべく減らしたい日中母江さんがひとりでいる時はテレビを見ているだけなので、私がいる間ぐらいは簡単な作業をしてもらう事にしています。何でもいいんですよね。タマネギ切ったり盛り付けしたり紅ショウガ乗っけたり…側について一緒に作業すれば包丁を使う事もそれ程危険ではありません。本人...

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「違うよ」と間違いを訂正したくなるけれど

認知症・間違いを訂正しない
多分おじいさんも認知症仲間だったのでしょう。二人とも楽しそうで何より。

訂正や指摘は責めている事につながり逆効果

なぜ人間は間違いを訂正したくなるのでしょう。本当の事を知っていながら黙っているのは何となく不親切な感じがしませんか?私はそう思ってしまいます。他にも自己満足や自分の正しさを誇示したい、自分の方がよく見聞きし知識もあるとマウントを取りたい等…ウムムなんだか恥ずかしくなってきましたw
母江さんが相手の場合は「認知症の進行を止めたい、間違いに気づいて欲しい」という気持ちから訂正や指摘をしてしまう場合があります。
しかし「今日は大晦日じゃなくて元旦だよ」と訂正しても本人は何故そんな間違いをしたのか、大晦日の自分は何をしていたのか思い出せず混乱してしまいます。取り繕って嘘の言葉が出てきたり怒りだしたり…といわゆる問題行動につながる可能性もあります。

否定はせずに肯定しながら事実を伝える

では何でも「おっしゃる通り!」と返答すればいいかというとそれも違います。これでは会話がなりたちません。
まずは本人の言葉を一旦受け止めます。そのあと周囲の様子などから「着物を着ている人がいるし、どうやら年が明けたみたいだね」と説明し、一緒に理解する形を取ると混乱せずに把握してくれます。それでも納得いかない様子なら本人の中で何かこだわりがあるのかもしれません。無理に分かってもらおうとせずに本人の言動に合わせつつ話題を変えて対応するとよいかもしれません。

認知症の方の失禁に対する家族の心構え

高齢者の失禁
排泄のケアでは様々な観察や気づきが重要ですが、今回は「家族の心構え」に焦点をあててみます。

排泄の介護は負担が大きい

介護の悩みの中でもトップは「排泄介護」です。
「汚い」「臭い」「気持ち悪い」…誰でも排泄物に対してはあまり良いイメージはありませんよね。それに加え、「綺麗好きなあの母が…」「厳格なあの父が…」など、ご家族にとって精神的ダメージは大きく、なかなかすぐには受け入れられないものです。
排泄に手助けが必要な方に対してはトイレ内での介助、シャワーで下半身を洗う、オムツ交換…と拘束時間や労力、さらに金銭面等、ご家族の負担は相当なものです。

怒らない、叱らないが原則…わかっているけど…

負担が大きければ大きい程、失敗してしまった時のイライラや怒りは同じように大きくなってしまいます。怒らないようにしようと努力しているのに、当の本人は「私はやっていない」と見え透いた嘘をつく事も。まさに「火に油」ですよね。他の事は我慢できても排泄の失敗だけは我慢できない…という方も多いと思います。

本人を責めたり尊厳を傷つけるような事を言うと

認知症の方は記憶が薄い分、感情の世界で生きています。なぜ失禁したかも覚えていない中、失禁した事を責められたり注意されたり…時には家族の感情を読み取り「馬鹿にされている」と感じたり…。不快な感情は残像のように残って、失禁した時に汚れた下着をタンスに隠す、捨てる、トイレに流すなど問題行動に発展する恐れがあります。

悪いのは本人ではなく認知症

排泄に係わる介護では、つい認知症の方に対して辛くあたってしまいがちです。しかし悪いのは失禁の原因疾患や認知症です。本人と認知症を一緒のものとせず、分けて考えるようにしましょう。本人も思い通りにならず不安や焦りでとてもツライのです。ご家族は本人の味方となり、時に認知症と戦い、時にうまくつきあっていくというイメージで対応してみてはいかがでしょうか。
また、介護保険のサービスや本人に合った福祉用具、オムツやパッドなども検討してご家族だけで抱え込まないようにしましょう。

~補足~
失禁の原因は認知症だけではありません。高齢で動きが鈍い、トイレが遠い、内臓の問題、別の疾患がある、など様々です。服薬等で失禁が軽減する場合もありますのでかかりつけの先生に相談するとよいでしょう。

『ちょっと待っててね』の時に注意する事

ちょっと待ってて 

外出先では歩行の遅い母江さんを待たせて、パパッと用事を済ませる事がよくあるのですが…
待っててもらう周囲をよく見ておかないと寒い思いをさせてしまったり、本人が耐えられなくなって一人で場所移動してしまったり…と結構キケンな事態になってしまう恐れがあります。


周囲に本人が嫌な事がないか確認

暑さ寒さもそうですが、母江さんの場合、子供の奇声(?)がものすごく苦手。一発でその場を離れてしまいますから近くに遊戯場やゲームなどがない場所がベスト。
きっと介護されてる皆さんそれぞれ
「ウチのおばあちゃんは◯◯が苦手なのよね」
と、何かしら思いつくのではないかしら。

気温、騒音、ニオイ、人通りの多さ、見通しの良さ…
こだわりが強すぎるのも認知症の特徴ですものね。外出先だと100%避けるのは難しいですができるだけ安全安心な場所を見つけておきたいなぁと思いました。


ヒートショックとは

暖かい環境から急に寒い環境になると血管やら心臓やらがビックリして心筋梗塞や脳梗塞、失神などの状態に陥る事。入浴の際に起こりやすい事で有名です。

暖房のきいた部屋→寒い脱衣所→暖かい湯船につかる…

血圧が上下しまくってヒートショックを起こすという訳です。

「うわっ寒いッ!」

っていう状況には要注意ですね。特に冬場の入浴時、高齢者のヒートショック発生率はとても高いそうです。

 

母江さんもそうだけど、私もそろそろいい歳なので気を付けないとなぁ。

認知症の方の生活に必須な張り紙を本人目線で見てみました

ゴミ分別 

認知症の方に張り紙や注意書きは大変有効な手段

母江さんの部屋も御多分に漏れず張り紙だらけ。張り紙を読んで本人が納得し行動できれば介護者の私も安心、母江さん本人の危険な行動を防止できたり、自立した生活につながります。

例えば『薬は食前に飲みましょう』
という張り紙をお弁当に付けてセットしておくとキチンと飲んでくれます。
毎日毎食張り紙を読む事で「記憶する」というより「習慣化」してくれたらなぁ…
今後、認知症の症状がどう進むかは予想できませんが「習慣化」する事で、その行動をしなかった時の「物足りなさや違和感」を感じてくれるのではないかしら?もしも認知症が悪化したとしても「習慣」は残ってくれるかも?
なんて希望も含みつつ張り紙を書いています。

本人の目線で張り紙を見直す

認知症・ゴミ分別1 

コレは最初のゴミ箱の分別表記。こうやって置いていたんですが、まぁ大失敗でしたwご覧の通り
  • 字が小さい(母江さんはあまり目が良くありません)
  • 屈まないと見えづらい
という非常に引込み思案な張り紙。置いてあるのは足元ですからその分距離ができて、さらに字が小さく見えづらくなってしまっています。


そこで思いついたのが値札立て。
認知症・ゴミ分別2 


これなら何が何でも目に入るよね!ゴミ箱以外にも使えそうだし!
ネット通販でも『値札立て』『POPスタンド』などで検索するといくつか出てきました。

ただ今回はゴミ箱に付けるので、汚れても拭き取れるようにしたいなぁー。何か良い物はないかと100円ショップを探索。(紙だと汚れやすいしヘタリやすいし…)

そしたらDaisoさんでこんなのがありました。
認知症・ゴミ分別3 

よし!コレだ!と購入。
あとは力技でなんとかしてみせるぜ!
認知症・ゴミ分別4 
セロテープはこの絵よりもっと沢山張った方が良いと思います。
結構ガッチリとめないとグラグラしてすぐ取れちゃうので…
あとは本人が見やすいように角度をちょっと調節。

認知症・ゴミ分別5 

できました!
これで母江さんもほぼ間違えず入れてくれています。(一番左のゴミ箱は「ふつうかプラかわからないもの入れ」となっていますw)

張り紙を作るときに注意している点

  • 大きめの字ではっきりと丁寧に端的にあくまで「お願い」のスタンス
  • 本人がよく使っている言葉や単語を使う 例「ハンガー」より「えもんかけ」
  • 幼児言葉や命令形、「何もしないで」は絶対書かない
  • 生活の場なので、原色系の紙は避ける
  • 指示系の場合、文末にお花や(*^^*)の絵などをつける


母江さんが一人でいる時の道しるべになるよう、読んだとき寂しい不快な気持ちにならないよう、できればちょっとやる気になってくれたら嬉しいんですけどネw
 タグ

本人の出来る事を探してやってもらう

認知症でもできることはやってもらおう
毎日お昼は母江さんと二人で食べるのですが、準備や後片付けなど母江さんには何かと手伝ってもらっています。

ボーッとしている時間はなるべく減らしたい

日中母江さんがひとりでいる時はテレビを見ているだけなので、私がいる間ぐらいは簡単な作業をしてもらう事にしています。
何でもいいんですよね。タマネギ切ったり盛り付けしたり紅ショウガ乗っけたり…側について一緒に作業すれば包丁を使う事もそれ程危険ではありません。
本人も軽く緊張するみたいなので「良い刺激かな?」と思っています。

できそうな仕事をほんの少しだけ残しておく

生活に支障が出ない程度で簡単な作業は残しておくようにしています。
例えば
・乾いた洗濯物は畳まずに籠の中に入れておく
・ほころびがあるものや穴の開いた靴下などを保存しておく
・シンクの洗い物は大きい物だけ洗っておいて後は残しておく
 私が別の用事をしている時や帰り際に「これお願いできるかな…」と渡しておくと、気が向いたらやっておいてくれるので純粋に助かります。勿論中途半端だったり雑だったりしますが、そこはまぁご愛敬。

必ず感謝の気持ちを伝え、出来なくても決して叱らない

「コレ片付けてくれたの?助かったよ~」
「すごく綺麗だね!やってくれたんだ、ありがとう!」
本人、やったことは忘れていますが絶対に感謝の気持ちと良い所を見つけて褒めるようにしています。
昔は子育てや家事などで家族に必要とされてきた母江さん。高齢になると身体も弱くなり必要とされる事は激減します。
そんな中「ありがとう。おかげで助かった」と言われるだけで人としての誇りや存在価値を感じる事ができるのではないでしょうか。
このブログでは何回か書いていますが「おだてて調子に乗らせて…」という気持ちでは決してうまくいきません。
この歳で、この曲がった腰で、あの小さくなった脳で…想像力と観察力で心から褒めるに値する事は多数あると思います。

そして当然ですが、失敗しても怒ったり叱ったり呆れたりはNG。本人にはマイナスの感情だけが残り信頼関係が損なわれてしまいます。

焼きそば 
盛りの少ない私の焼きそばに施しをする母江さん

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