病気の知識(認知症)のカテゴリ記事一覧

認知症の進行を遅らせよう!介護を楽にする生活の工夫

認知症初期の母江さんを4コマ漫画で紹介。そのエピソードから認知症の知識や対応、進行を遅らせる生活の工夫など、介護の実践をまじえながらお伝えしたいと思っております。認知症の方とそのご家族の充実した日常に繋がりますように!

カテゴリ:病気の知識(認知症)

病気の知識(認知症)のカテゴリ記事一覧。認知症初期の母江さんを4コマ漫画で紹介。そのエピソードから認知症の知識や対応、進行を遅らせる生活の工夫など、介護の実践をまじえながらお伝えしたいと思っております。認知症の方とそのご家族の充実した日常に繋がりますように!

2017-08-25 病気の知識(認知症)
 「ソレは忘れるのにコレは覚えてるんだ…」認知症の方の介護をしていると「都合の良いことばかり覚えてる…」と絶句しちゃうことってありますよね。特に初期の認知症だと時間帯や体調によってシッカリしている場合とそうでない場合があるので混乱してしまいがち。ついつい「認知症じゃなくて性格悪いだけじゃないの!?」と感じ、本人に対して人格的に尊敬、尊重しづらくなり、関わる事自体が苦痛になってしまいます。性格の良...

記事を読む

2017-06-06 病気の知識(認知症)
 まぁクルミもつぶされるんだけど。テレビで認知症予防特集を放送していたようです。母江さんはそれをメモしたのかな?つぶす…は、そのテレビ番組でクルミを使ったお料理の方法などを紹介していたのだと思います。認知症の人の食生活は偏食ぎみで、好きな物ばかり食べたり、極端な味を好んだり、時間が不規則だったりと、様々な問題点を抱えていることが多いでしょう。なるべくこういった情報番組を見て、たとえ本人は長期間...

記事を読む

2017-05-10 病気の知識(認知症)
恐らく「勝ってる」という言葉にのみ反応したのだと思いますが、ちょっとチョロ過ぎやしませんか母江さん…忘れてしまっても「感情」は残る認知症の人は記憶障害がある為、出来事や状況をすぐに忘れてしまいます。しかし何もかも忘れてしまう訳ではありません。感情にかかわる部分はしっかり残ります。公園を散歩した事は忘れても「楽しかった、嬉しかった」「悔しかった、悲しかった」という感情は残ります。なぜそうなるのでしょ...

記事を読む

2017-04-29 病気の知識(認知症)
午前中はアクセル全開でかっ飛んでます(身なりが)残念ながら現時点では認知症の進行を止める事はできません。およそ次の段階を経て進行していきます。認知症初期代表的なのが物忘れ。アレとかソレとか、えーと何だっけ…が増え、同じ事を何度も何度も言う(する)などです。また、今までできていた事に時間がかかり失敗が見られます。お鍋を焦がしたり調理手順が悪くなったり等…日常生活に支障が出てきます。洋服に気を使わなくな...

記事を読む

2017-04-03 病気の知識(認知症)
どうやら母江さんが幼い頃、トイレの窓からこれらの花を見た記憶があるらしいです。記憶障害を時間で分けると・即時記憶(数秒間は覚えていられる・たった今の事)・近時記憶(数分から数カ月は覚えていられる・近年の出来事)・遠隔記憶(数か月から年単位で覚えていられる・遠い昔の事)となります。マンガの場合ですと「トイレの裏」ばかり言っていると気づける(即時記憶)花の名前はわからない(近時記憶)昔トイレの窓から花...

記事を読む

その言動って認知症なの?性格なの?

認知症か性格か 


「ソレは忘れるのにコレは覚えてるんだ…」

認知症の方の介護をしていると「都合の良いことばかり覚えてる…」と絶句しちゃうことってありますよね。特に初期の認知症だと時間帯や体調によってシッカリしている場合とそうでない場合があるので混乱してしまいがち。
ついつい「認知症じゃなくて性格悪いだけじゃないの!?」と感じ、本人に対して人格的に尊敬、尊重しづらくなり、関わる事自体が苦痛になってしまいます。

性格の良し悪しを考えるより『認知症の症状』と割り切る

どんなに偉いお医者さんだって
「今のは性格の悪さからでた言動ですね」
なんて言い切ることはできないでしょう。さらに言えば「認知症か性格か」を判断することにあまり意味はないのでは…と思います。どう判断してもそれが100%正しいとは言いきれません。
周囲が混乱するような言動に対しては「認知症の症状」と割り切り、その言動に合った対応をすることがコツであり楽な介護の近道です。

認知症の特徴を把握すれば『寄り添った対応』ができる

認知症の特徴
・記憶障害(ひどい物忘れ、最近の事は忘れてしまうため過去に生きている)
・身近な介護者に対して症状が強く出る(嫁が財布を盗った等)
・自分に不利益な事は一切認めない
・正常な部分と認知症の部分が混同している
・感情は残る(散歩は忘れても楽しかった事は何となく覚えておりご機嫌…等)
・一つの事にこだわり続ける

ざっと簡単に挙げた上記の特徴だけでも、当てはまる認知症の方、沢山いらっしゃいますよね。
私の漫画の場合でも
・記憶障害(服薬を忘れる、薬を飲んでいなかった昔に生きている)
・正常な部分と認知症の部分が混同している
・一つの事にこだわり続ける(豆菓子を食べる事にこだわる)
という複合ワザだと考えられます。

この基本的な特徴を介護者が把握、理解することで認知症の方が住む世界に寄り添い、否定せず穏やかに対応できるようになります。また、すぐには上手く対応できなくても、介護のイライラや混乱が軽減したり気持ちに余裕が生まれやすくなります。

詳しくは
にて書かれています。

認知症予防と食事

認知症予防に良い食物 
まぁクルミもつぶされるんだけど。
テレビで認知症予防特集を放送していたようです。母江さんはそれをメモしたのかな?つぶす…は、そのテレビ番組でクルミを使ったお料理の方法などを紹介していたのだと思います。

認知症の人の食生活は偏食ぎみで、好きな物ばかり食べたり、極端な味を好んだり、時間が不規則だったりと、様々な問題点を抱えていることが多いでしょう。
なるべくこういった情報番組を見て、たとえ本人は長期間覚えていられないとしても「健康には気をつけないとね」と感じたり、「健康を意識している自分」に安心できたりしますので、糖尿病食や認知症予防に良いとされる食生活について話し合うように心がけています。
で、ついでに認知症予防に良いとされている食品(成分)を調べてみました。

身体の酸化(老化)を抑える抗酸化物質

人間の身体は日々酸素や栄養素をエネルギーに変えて代謝を繰り返し生きています。この過程でゴミのようなもの(活性酸素)が発生、これが体内を攻撃し細胞や脳、血管、血中のコレステロールを酸化(老化)させてしまいます。
で、この活性酸素に対抗できるのが抗酸化物質(活性酸素から細胞を保護する)です。
抗酸化物質は体内で作られるのですが、加齢とともに(40代位から)減少してしまいます。
しかし食品から抗酸化物質を摂取することができるので、こりゃあ食べない訳にはいきませんよね!

抗酸化物質はビタミンAECを一緒に摂ると吸収率アップ

抗酸化物質にはさまざまありますが、中でもビタミンEは神経細胞の酸化を抑えられる為アルツハイマー型認知症の予防に優れています。ビタミンEは、ビタミンAとビタミンCといっしょに摂取すると抗酸化作用が高まります。
ビタミンA(レバー、卵黄、うなぎ、イカ、バター、チーズなど)※摂り過ぎに注意
ビタミンE(ひまわり油、マヨネーズ、アーモンド、落花生、うなぎ、魚卵など)
ビタミンC(パセリ、菜の花、ブロッコリー、ピーマン、キャベツ、キウイ、柿、緑茶など)

ビタミンAは摂り過ぎに注意

ビタミンAは体内にたまりやすい為「過剰症(倦怠感や頭痛)」にも気を配らなければなりません。そこで便利なのが「βカロテン」。βカロテンは体内に入ると身体が必要な分だけビタミンAに変わってくれる優れもの。ビタミンAを摂取したい場合はβカロテンを多く摂ると良いでしょう。
βカロテン(モロヘイヤ、にんじん、カボチャ、ほうれん草、チンゲン菜など)

カボチャとほうれん草のグラタン、ナッツ類のドレッシングサラダ、ブロッコリーにマヨネーズ…うーん組み合わせ色々ありそうですが、熱に弱かったり水に流れちゃったりでなかなか難しそう。今度はレシピを考えてみようかな。

快いイメージで生活してもらおう

コミュニケーションの基本
恐らく「勝ってる」という言葉にのみ反応したのだと思いますが、ちょっとチョロ過ぎやしませんか母江さん…

忘れてしまっても「感情」は残る

認知症の人は記憶障害がある為、出来事や状況をすぐに忘れてしまいます。しかし何もかも忘れてしまう訳ではありません。感情にかかわる部分はしっかり残ります。公園を散歩した事は忘れても
「楽しかった、嬉しかった」「悔しかった、悲しかった」
という感情は残ります。

なぜそうなるのでしょうか。
例えば私達が誰かと言い争いをして腹が立っても「私の為に言ってくれたことかもしれない」とか「自分も悪かったな」とか理性や状況判断で感情をコントロールしています。しかし認知症の人は何が理由で誰に何と言われたのかという状況を覚えていられないため「腹立たしい」という感情のみが残ってしまう…という訳です。

感情が支配する世界で生活をしている訳ですから、これはちょっと大変ですよね。認知症でない私だって感情を抑え込んだり自分を納得させたりってすごく難しい事です。
それでも多分母江さんより私の方がまだコントロールはきくハズなので、マイナス感情の時はまず私が機嫌よく楽しくするよう頭のスイッチを切り替えるようにしています。感情って伝染するので(感情感染)よっぽどの事がない限り母江さんも笑顔になりますから、まぁお互い笑っちゃえば大抵大丈夫、と思ってますw

認知症の進行について

認知症の進行について
午前中はアクセル全開でかっ飛んでます(身なりが)

残念ながら現時点では認知症の進行を止める事はできません。
およそ次の段階を経て進行していきます。

認知症初期

代表的なのが物忘れ。アレとかソレとか、えーと何だっけ…が増え、同じ事を何度も何度も言う(する)などです。また、今までできていた事に時間がかかり失敗が見られます。お鍋を焦がしたり調理手順が悪くなったり等…日常生活に支障が出てきます。
洋服に気を使わなくなる事もあるのですが、母江さんの場合は昔から家の中では身なりに気は使いませんでした。ちなみに私も全然使いません。

認知症中期

中期になると記憶障害がさらに進みます。今住んでいる場所や時間がわからなくなり、人によっては徘徊や暴力、失禁、幻覚等、介護者の負担になる症状が目立つようになります。体を動かすのがおっくうになり、放っておくと何もしなくなります。こうなると脳だけではなく内臓や筋肉なども衰えてしまうなど二次的な障害が起こります。

認知症後期

後期に入ると徘徊や暴力といった症状は出なくなりますが、生活上ほぼ全てに見守りや介助が必要となってきます。会話はほぼ成り立たず、食べられない物を口に入れたり、便をこねて壁に擦ったりなどの症状があらわれる事もあります。筋肉や内臓、抵抗力が弱まり常に身体の状態に注意が必要となります。

ちなみに軽度認知症(MCI)という段階もあります。これは初期よりも前の状態で認知症予備軍にあたる「認知症でもない、正常でもない状態」をいいます。この段階で適切な治療や対応を行えば認知症の発症を遅らせたり健常者に戻る事があります。 

…ズラズラとただの説明で怖い事ばかり書いてしまいましたが 
「いかに早期発見して認知症の進行を遅らせるか」
がムチャクチャ重要なのだなと改めて思いました。介護者自身(家族)も規則正しい生活とバランスの良い食生活、適度な運動を心がけて予防に励む事も大事ですね。

 タグ

即時記憶は数秒間

即時記憶は数秒間
どうやら母江さんが幼い頃、トイレの窓からこれらの花を見た記憶があるらしいです。

記憶障害を時間で分けると
・即時記憶(数秒間は覚えていられる・たった今の事)
・近時記憶(数分から数カ月は覚えていられる・近年の出来事)
・遠隔記憶(数か月から年単位で覚えていられる・遠い昔の事)
となります。

マンガの場合ですと
「トイレの裏」ばかり言っていると気づける(即時記憶)
花の名前はわからない(近時記憶)
昔トイレの窓から花を見たと覚えている(遠隔記憶)
となります。
アルツハイマー病では主に近時記憶が失われやすくなりますので母江さんの場合はドンピシャですね。逆に即時記憶が保たれやすいのであれば会話をなるべく数秒か1分以内に収めればその瞬間は通常の会話が可能なのです。したがって1回の会話にたくさんの情報を詰め込まず、文章をわかりやすく順序立てて話すようにしています。声のトーンは優しく深く…ゆっくりと。
などと言いつつコレがとても難しいw精進精進…

Copyright © 認知症の進行を遅らせよう!介護を楽にする生活の工夫 All Rights Reserved.

テキストや画像等すべての転載転用販売を固く禁じます