認知症・生活の工夫のカテゴリ記事一覧

認知症の進行を遅らせよう!介護を楽にする生活の工夫

認知症初期の母江さんを4コマ漫画で紹介。そのエピソードから認知症の知識や対応、進行を遅らせる生活の工夫など、介護の実践をまじえながらお伝えしたいと思っております。認知症の方とそのご家族の充実した日常に繋がりますように!

カテゴリ:認知症・生活の工夫

認知症・生活の工夫のカテゴリ記事一覧。認知症初期の母江さんを4コマ漫画で紹介。そのエピソードから認知症の知識や対応、進行を遅らせる生活の工夫など、介護の実践をまじえながらお伝えしたいと思っております。認知症の方とそのご家族の充実した日常に繋がりますように!

2017-10-14 認知症・生活の工夫
 認知症の方に張り紙や注意書きは大変有効な手段母江さんの部屋も御多分に漏れず張り紙だらけ。張り紙を読んで本人が納得し行動できれば介護者の私も安心、母江さん本人の危険な行動を防止できたり、自立した生活につながります。例えば『薬は食前に飲みましょう』という張り紙をお弁当に付けてセットしておくとキチンと飲んでくれます。毎日毎食張り紙を読む事で「記憶する」というより「習慣化」してくれたらなぁ…今後、認...

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2017-09-26 認知症・生活の工夫
認知症になるとおっくうになり身だしなみは後回しに認知症になるとあらゆることに無気力、無関心になりがちです。ついおっくうに思い「今日はいいか、誰が困る訳でも、誰かが自分を見てる訳でもなし…」と徐々に身だしなみに気を使わなくなってしまいます。また、腕が上がらない、髪を梳かすと疲れてしまう、洗面所まで歩けない…という体の状態が原因の場合や、道具の場所がわからない、やる事自体を忘れてしまうなど様々な要因が重...

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2017-07-28 認知症・生活の工夫
入浴後の急激な血圧変動を避けるため、掃除開始から冷房は切りました。灼熱!お風呂キライ、苦手、めんどくさい…という高齢者はとても多いですよね。かく言う私もお風呂メンドクサイ派閥に属しております。だってまず「全部脱ぐ」って大変。服が一瞬で引きちぎれて粉々になってしまえばそれほど大変じゃないんですがねぇ。あと全身洗うのもすごく大変。10秒息を止めてるから洗濯機のようなものの中でザブザブゴロゴロと丸洗いし...

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2017-06-23 認知症・生活の工夫
冷静で正確な自己分析。見習いたい。メモはゴミ箱に捨ててありました。好奇心と食欲の前に無力なメモ書き。残念w熱中症対策に補水液を作ろうとしたのですが、手作りでは日持ちしないようなので大塚製薬のOS-1を購入しました。熱中症だけでなく、脱水症や下痢、嘔吐時などにも補給できるとの事。これは夏期だけでなく常にストックしておこう。また、冷蔵庫だと私のいない間に本人が飲んでしまうので「本人の目に付きづらい、い...

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2017-04-26 認知症・生活の工夫
 「この時期は毛虫の卵がビッシリ産みつけてあるからやめよう」と言ったら物凄くイヤな顔をされました。認知症の人は一度こだわりだすとその事に集中してしまい、なかなか抜け出せなくなります。そして介護者がどんなに柔らかく説得しても、いや、すればするほどこだわりが強くなっていきます。母江さんの場合「外出先の草花を我が手中に収めたい」にメチャクチャこだわるんです。認知症としてはまだ軽度の母江さんですから、...

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認知症の方の生活に必須な張り紙を本人目線で見てみました

ゴミ分別 

認知症の方に張り紙や注意書きは大変有効な手段

母江さんの部屋も御多分に漏れず張り紙だらけ。張り紙を読んで本人が納得し行動できれば介護者の私も安心、母江さん本人の危険な行動を防止できたり、自立した生活につながります。

例えば『薬は食前に飲みましょう』
という張り紙をお弁当に付けてセットしておくとキチンと飲んでくれます。
毎日毎食張り紙を読む事で「記憶する」というより「習慣化」してくれたらなぁ…
今後、認知症の症状がどう進むかは予想できませんが「習慣化」する事で、その行動をしなかった時の「物足りなさや違和感」を感じてくれるのではないかしら?もしも認知症が悪化したとしても「習慣」は残ってくれるかも?
なんて希望も含みつつ張り紙を書いています。

本人の目線で張り紙を見直す

認知症・ゴミ分別1 

コレは最初のゴミ箱の分別表記。こうやって置いていたんですが、まぁ大失敗でしたwご覧の通り
  • 字が小さい(母江さんはあまり目が良くありません)
  • 屈まないと見えづらい
という非常に引込み思案な張り紙。置いてあるのは足元ですからその分距離ができて、さらに字が小さく見えづらくなってしまっています。


そこで思いついたのが値札立て。
認知症・ゴミ分別2 


これなら何が何でも目に入るよね!ゴミ箱以外にも使えそうだし!
ネット通販でも『値札立て』『POPスタンド』などで検索するといくつか出てきました。

ただ今回はゴミ箱に付けるので、汚れても拭き取れるようにしたいなぁー。何か良い物はないかと100円ショップを探索。(紙だと汚れやすいしヘタリやすいし…)

そしたらDaisoさんでこんなのがありました。
認知症・ゴミ分別3 

よし!コレだ!と購入。
あとは力技でなんとかしてみせるぜ!
認知症・ゴミ分別4 
セロテープはこの絵よりもっと沢山張った方が良いと思います。
結構ガッチリとめないとグラグラしてすぐ取れちゃうので…
あとは本人が見やすいように角度をちょっと調節。

認知症・ゴミ分別5 

できました!
これで母江さんもほぼ間違えず入れてくれています。(一番左のゴミ箱は「ふつうかプラかわからないもの入れ」となっていますw)

張り紙を作るときに注意している点

  • 大きめの字ではっきりと丁寧に端的にあくまで「お願い」のスタンス
  • 本人がよく使っている言葉や単語を使う 例「ハンガー」より「えもんかけ」
  • 幼児言葉や命令形、「何もしないで」は絶対書かない
  • 生活の場なので、原色系の紙は避ける
  • 指示系の場合、文末にお花や(*^^*)の絵などをつける


母江さんが一人でいる時の道しるべになるよう、読んだとき寂しい不快な気持ちにならないよう、できればちょっとやる気になってくれたら嬉しいんですけどネw
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身だしなみを整えて規則正しい生活を目指そう

高齢者の身だしなみ


認知症になるとおっくうになり身だしなみは後回しに

認知症になるとあらゆることに無気力、無関心になりがちです。ついおっくうに思い
「今日はいいか、誰が困る訳でも、誰かが自分を見てる訳でもなし…」
と徐々に身だしなみに気を使わなくなってしまいます。
また、腕が上がらない、髪を梳かすと疲れてしまう、洗面所まで歩けない…という体の状態が原因の場合や、道具の場所がわからない、やる事自体を忘れてしまうなど様々な要因が重なって「後回し」から「やらない」に行きついてしまいます。

やらなくても命に別状は無い「整容」…でもメリットは沢山あります

ポジティブになって積極性が生まれる
身なりを整える事で無意識のうちに心地よい緊張感とポジティブな感情が生まれ積極的になる…とか教科書には書いてありますがw頭グッチャグチャだったのに綺麗に整ったら外出したくなります。もっと言えば
「明日からスーパーモデルの身体を貸してもらえる」
ってなったらどうでしょう。私だったら超ウッキウキで外出しますw
まぁこれは大げさですけど、でも身綺麗になったらちょっと嬉しいし積極性が出るのわかりますよね。

整容はオンオフの切り替えスイッチになりやすい
朝起きてぼんやりしたまま朝食を食べてテレビを見て…という生活の中ですとオンオフのスイッチを入れる機会があまりありません。
しかし髪を梳かしたり髭を剃ったりすると生き生きとしていた昔を思い出し、気持ちがシャンとして「よそ行きモード」にスイッチが入りやすくなります。
一日の流れにメリハリができれば、認知症の進行を遅らせる基本「規則正しい生活」に繋がり、健康面でも充実した日常を送ることができます。

身なりを整えたらキチンと褒める

おだてたりお世辞を言ったりするのではなく、良いところを見つけ心から「いいね!」と言葉に出して伝えると本人も自信を持ち、社交性が向上するなどの効果をもたらします。
ご家族が介護者の場合だとどうしても「照れ」が先に出てしまいなかなか褒められない方もいらっしゃるようですが(実際私もそうでした)認知症の方を介護する際「褒める」はとても重要なテクニックです。楽な介護につながるスキルですので「照れ」はできるだけ早めに吹っ飛ばして下さいw

注意点

・外出モードにスイッチが入った事で徘徊につながる可能性がある方は、時間帯や介護者の見守りができる状態かどうか注意が必要です。

・本人にやる気がない場合、無理にすすめたりせずに本人の得意な事だけやってもらい、苦手な動作は介護者が手を貸す程度で十分です。介護者側の理想を押し付けたり叱ったりするのはNG。関係が壊れてしまい、他の事にも拒否が出て介護がうまく回らなくなります。


最初はおっくうがるかもしれませんが、本人が身だしなみに対してポジティブなイメージを持てれば続けているうちに習慣化できるかもしれません。
母江さんの場合も最初は嫌がっていたのですが、一年経った今では朝食後に「整容ボックス」を置くだけで
「あらもうそんな時間?」
と手櫛で髪をいじるようになりました。髪を結って纏めるのは私がやりますが、その後は手を貸さなくても母江さん一人でお化粧をしてくれます。髪を結う事で次の一歩(お化粧)に進めたのだと思います。



「お風呂に入って良かった」と感じてもらう

在宅介護での入浴拒否
入浴後の急激な血圧変動を避けるため、掃除開始から冷房は切りました。灼熱!

お風呂キライ、苦手、めんどくさい…という高齢者はとても多いですよね。かく言う私もお風呂メンドクサイ派閥に属しております。
だってまず「全部脱ぐ」って大変。服が一瞬で引きちぎれて粉々になってしまえばそれほど大変じゃないんですがねぇ。あと全身洗うのもすごく大変。10秒息を止めてるから洗濯機のようなものの中でザブザブゴロゴロと丸洗いして欲しいと常々思ってます。

お風呂に入った事は忘れても「スッキリした、入って良かった」という感情は残る

母江さんはお風呂に入るまでが大変で、いざ入ってしまえば気持ち良いようでスムーズに進みます。そういう方多いんじゃないかしら。私もそうだし。
入浴後は達成感とさっぱりした!という感覚を大切にするため、極上タイムを用意するようにしてみました。
「冷やした果物」や「フルーツジュース」を飲んでもらいつつ保湿クリームを足に塗りながらマッサージするという「お姫様状態」を演出。これが次回のお風呂につながっています。
本人にとって入浴は基本面倒なので、入浴前はなだめてすかして、最終的に「お風呂上りの極上タイム」を告知するとやっと重い腰をあげてくれます。
「入浴」イコール「面倒」
は変わらない事ですが
「入浴」イコール「面倒」プラス「スッキリさっぱり」
になってくれたらなぁと思っています。

入浴に対する「意欲」を高める方法は人それぞれ

上記はあくまで母江さんの場合ですから、人によっては「食べ物で釣るなんて馬鹿にしてる」という気分になってしまうかもしれません。
拒否の理由を探り「面倒」なのか「身体的にキツイ」のか「恥ずかしい」のか「怖い(妄想や幻視)(転倒や発作)」のか、本人に合った対応を考えると良いかもしれません。

家族ならではの…

家族同士で入る入らないのやり取りはヒートアップすると「勝ち負け」に発展します。で、悔しくなるんですね。悔しくなっちゃったら「言う事きいてよ!」「うるせー言いなりになんてなるもんか!」となって本来の目的はどっか行っちゃいます。
介護する側は一呼吸置いて目的を明確に落ち着いて声かけすると、結果はどうあれ「悔しい!イライラ!」はお互いに防ぎやすいと思います(私がそうなので…)これも介護する人の心を守るテクニック。柔軟性を持って冷静にいきましょう。

無理なら次の機会に

入浴は保清(特に夏期)や感染予防、全身観察のチャンスでもありますからできれば入って欲しいですよね。でも、どうしても入浴する気分になってもらえない時はスパンとあきらめます。「お風呂に入らないから即死亡!」とはならないですし、無理やり入れたりしつこくし過ぎたりすると本人の中で「嫌な感情」が残ってしまい、以前にも増してお風呂が嫌いになる可能性もあります。何より本人の気持ちを考えれば無理やりは良くありません。
時間を置いて他の家族の方に頼んで促してもらうとあっさり入る場合もあります。
蒸しタオルで全身を拭いたり、足浴をするだけでも随分さっぱりしますから
「お、いいもんだな」
と感じてもらえるかもしれません。
とにかく無理はせず、気持ちよく入ってもらうのが一番ですね。

高齢者の熱中症対策

熱中症対策
冷静で正確な自己分析。見習いたい。
メモはゴミ箱に捨ててありました。好奇心と食欲の前に無力なメモ書き。残念w

熱中症対策に補水液を作ろうとしたのですが、手作りでは日持ちしないようなので大塚製薬のOS-1を購入しました。熱中症だけでなく、脱水症や下痢、嘔吐時などにも補給できるとの事。これは夏期だけでなく常にストックしておこう。

また、冷蔵庫だと私のいない間に本人が飲んでしまうので
「本人の目に付きづらい、いざという時にすぐ出せる所」
という事で…押入れの隅っこに「飲まないでね+説明」の張り紙をして保管しています。開封しなければ冷蔵しなくても1年は持つので何事も無ければ熱中症が騒がれる時期に交換しようと思います。

※マンガの線が薄くて見づらいというご意見を頂きちょっと変更してみました。センスが欲しい…」
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認知症と『こだわり』

認知症とこだわり 
「この時期は毛虫の卵がビッシリ産みつけてあるからやめよう」
と言ったら物凄くイヤな顔をされました。

認知症の人は一度こだわりだすとその事に集中してしまい、なかなか抜け出せなくなります。そして介護者がどんなに柔らかく説得しても、いや、すればするほどこだわりが強くなっていきます。

母江さんの場合「外出先の草花を我が手中に収めたい」にメチャクチャこだわるんです。認知症としてはまだ軽度の母江さんですから、なんとか説得したり気をそらしたりして対応できております。しかしあまり言いすぎると「アンタは私を思い通りにしたいんでしょ!まったく!こんなの取っても誰も何も言わないわよ(プンプン)」となります。

原因を探る
もともと自然豊かな場所で育った母江さんですから、そこらの草木をむしり喰っても全く問題なかった幼少期。この自由を私(介護者)に阻害されているようで腹立たしく感じてしまうみたい。
だとしても「OK!俺と一緒に公園の桜をブチブチ取ってたらふく食べてやろうぜ!」と同意して器物損壊に加担するわけにもいきませんw
でも原因を探る事で介護者が「理解する」事ができます。これはとっても大事な事だと私は思っています。認知症の世界を理解すると介護者のイライラがスッと消える場合がありますから、本人の話をよく聞いて何故そこにこだわるのか、考えてみると良いかもしれません。

気をそらす
じゃあどうするかと言うと「あ!あそこに変わった花が咲いてる!」と場所移動したり「あ!いけない!今日の夕飯考えてなかった!何が食べたい?」と全然違う話をしたり、とにかく気をそらします。
※母江さんの場合は、この最初の「あ!」が大変有効です。ちょっとだけビックリ→平和な話題や興味ある事を入れるとガツンと食い付いてきます。ただしあまり続けると「話題かえてごまかさないで」とハッキリ言われてしまった事もあるのでw色々なバージョンを用意しておくと良いかもしれません)

その他
第三者に入ってもらう、先手を打つ(見えないようにする等)、問題がなければそのままにしておく、地域の理解や協力を得る…などがあります。こだわりの原因をみつけて、それに合った対応をしていくとこだわりが弱まる可能性があります。
(でも第三者とか地域の協力等はホント難しいですよね…認知症でも安心して暮らせる地域作り…私も協力したいなぁと思いました)

こだわりは長く続かない
介護の教科書にはこのありがたい文字『こだわりは長く続かない』が書かれていました。これが事実だとしたら介護者にとって何と希望に満ちあふれた文字列か…!!でもこれは私の経験上ですが「AのこだわりからBのこだわりに移行する」という方が多い気がしました。こだわり自体がなくなる方(筋力の衰えや認知症の進行が原因…?)もモチロンいらっしゃいました。確かに長くは(一年程度)続かないのですが…
でも「AよりBの方が対応しやすい!」とか「Bならご近所さんの迷惑にならず一安心」とか良い方向に転換する事もあります。
きっと突破口はあると信じて…
…あと、桜は毒があるっぽいので食べちゃダメらしいですww

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