認知症・生活の工夫のカテゴリ記事一覧

くらしのコト~認知症の生活と工夫~

認知症と糖尿病の介護生活を4コマで綴っております

カテゴリ:認知症・生活の工夫

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2017-07-28 認知症・生活の工夫
入浴後の急激な血圧変動を避けるため、掃除開始から冷房は切りました。灼熱!お風呂キライ、苦手、めんどくさい…という高齢者はとても多いですよね。かく言う私もお風呂メンドクサイ派閥に属しております。だってまず「全部脱ぐ」って大変。服が一瞬で引きちぎれて粉々になってしまえばそれほど大変じゃないんですがねぇ。あと全身洗うのもすごく大変。10秒息を止めてるから洗濯機のようなものの中でザブザブゴロゴロと丸洗いし...

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2017-06-23 認知症・生活の工夫
冷静で正確な自己分析。見習いたい。メモはゴミ箱に捨ててありました。好奇心と食欲の前に無力なメモ書き。残念w熱中症対策に補水液を作ろうとしたのですが、手作りでは日持ちしないようなので大塚製薬のOS-1を購入しました。熱中症だけでなく、脱水症や下痢、嘔吐時などにも補給できるとの事。これは夏期だけでなく常にストックしておこう。また、冷蔵庫だと私のいない間に本人が飲んでしまうので「本人の目に付きづらい、い...

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2017-04-26 認知症・生活の工夫
 「この時期は毛虫の卵がビッシリ産みつけてあるからやめよう」と言ったら物凄くイヤな顔をされました。認知症の人は一度こだわりだすとその事に集中してしまい、なかなか抜け出せなくなります。そして介護者がどんなに柔らかく説得しても、いや、すればするほどこだわりが強くなっていきます。母江さんの場合「外出先の草花を我が手中に収めたい」にメチャクチャこだわるんです。認知症としてはまだ軽度の母江さんですから、...

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2017-04-12 認知症・生活の工夫
兄助は仕事が忙しく年に一回会う程度なので、母江さんは存在自体をポコンと忘れちゃいます。まだ説明すれば思い出してくれますが…w海馬は記憶の番人のようなもので、人間が見聞きする全ての情報を一時保管してくれます。保管している間に何度もその情報が出し入れされれば「おっ、コレは重要な情報だな」と大脳皮質にバーンと張り付けてくれるのです(長期記憶)例えば「卵焼きの作り方」を覚えて毎朝作って(情報の出し入れ)い...

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2017-03-15 認知症・生活の工夫
いつも清々しい程にぶった切ってくれる母江さん。いれて!あと寿司は私も食べたい!日頃から「もし私が倒れたらどうしよう…」とか思ってたんですが、母江さんのおっしゃる通り出前システムをフルに使えばいいし、お薬は問題があればドクターに来てもらえばいいし、あと電話指示で本人が動ければお願いしちゃえばいいんだし。注意したいのは「いつもと違う」日常の変化で母江さんが不安になって徘徊してしまうこと。私が短時間しか...

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「お風呂に入って良かった」と感じてもらう

在宅介護での入浴拒否
入浴後の急激な血圧変動を避けるため、掃除開始から冷房は切りました。灼熱!

お風呂キライ、苦手、めんどくさい…という高齢者はとても多いですよね。かく言う私もお風呂メンドクサイ派閥に属しております。
だってまず「全部脱ぐ」って大変。服が一瞬で引きちぎれて粉々になってしまえばそれほど大変じゃないんですがねぇ。あと全身洗うのもすごく大変。10秒息を止めてるから洗濯機のようなものの中でザブザブゴロゴロと丸洗いして欲しいと常々思ってます。

お風呂に入った事は忘れても「スッキリした、入って良かった」という感情は残る

母江さんはお風呂に入るまでが大変で、いざ入ってしまえば気持ち良いようでスムーズに進みます。そういう方多いんじゃないかしら。私もそうだし。
入浴後は達成感とさっぱりした!という感覚を大切にするため、極上タイムを用意するようにしてみました。
「冷やした果物」や「フルーツジュース」を飲んでもらいつつ保湿クリームを足に塗りながらマッサージするという「お姫様状態」を演出。これが次回のお風呂につながっています。
本人にとって入浴は基本面倒なので、入浴前はなだめてすかして、最終的に「お風呂上りの極上タイム」を告知するとやっと重い腰をあげてくれます。
「入浴」イコール「面倒」
は変わらない事ですが
「入浴」イコール「面倒」プラス「スッキリさっぱり」
になってくれたらなぁと思っています。

入浴に対する「意欲」を高める方法は人それぞれ

上記はあくまで母江さんの場合ですから、人によっては「食べ物で釣るなんて馬鹿にしてる」という気分になってしまうかもしれません。
拒否の理由を探り「面倒」なのか「身体的にキツイ」のか「恥ずかしい」のか「怖い(妄想や幻視)(転倒や発作)」のか、本人に合った対応を考えると良いかもしれません。

家族ならではの…

家族同士で入る入らないのやり取りはヒートアップすると「勝ち負け」に発展します。で、悔しくなるんですね。悔しくなっちゃったら「言う事きいてよ!」「うるせー言いなりになんてなるもんか!」となって本来の目的はどっか行っちゃいます。
介護する側は一呼吸置いて目的を明確に落ち着いて声かけすると、結果はどうあれ「悔しい!イライラ!」はお互いに防ぎやすいと思います(私がそうなので…)これも介護する人の心を守るテクニック。柔軟性を持って冷静にいきましょう。

無理なら次の機会に

入浴は保清(特に夏期)や感染予防、全身観察のチャンスでもありますからできれば入って欲しいですよね。でも、どうしても入浴する気分になってもらえない時はスパンとあきらめます。「お風呂に入らないから即死亡!」とはならないですし、無理やり入れたりしつこくし過ぎたりすると本人の中で「嫌な感情」が残ってしまい、以前にも増してお風呂が嫌いになる可能性もあります。何より本人の気持ちを考えれば無理やりは良くありません。
時間を置いて他の家族の方に頼んで促してもらうとあっさり入る場合もあります。
蒸しタオルで全身を拭いたり、足浴をするだけでも随分さっぱりしますから
「お、いいもんだな」
と感じてもらえるかもしれません。
とにかく無理はせず、気持ちよく入ってもらうのが一番ですね。

高齢者の熱中症対策

熱中症対策
冷静で正確な自己分析。見習いたい。
メモはゴミ箱に捨ててありました。好奇心と食欲の前に無力なメモ書き。残念w

熱中症対策に補水液を作ろうとしたのですが、手作りでは日持ちしないようなので大塚製薬のOS-1を購入しました。熱中症だけでなく、脱水症や下痢、嘔吐時などにも補給できるとの事。これは夏期だけでなく常にストックしておこう。

また、冷蔵庫だと私のいない間に本人が飲んでしまうので
「本人の目に付きづらい、いざという時にすぐ出せる所」
という事で…押入れの隅っこに「飲まないでね+説明」の張り紙をして保管しています。開封しなければ冷蔵しなくても1年は持つので何事も無ければ熱中症が騒がれる時期に交換しようと思います。

※マンガの線が薄くて見づらいというご意見を頂きちょっと変更してみました。センスが欲しい…」
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認知症と『こだわり』

認知症とこだわり 
「この時期は毛虫の卵がビッシリ産みつけてあるからやめよう」
と言ったら物凄くイヤな顔をされました。

認知症の人は一度こだわりだすとその事に集中してしまい、なかなか抜け出せなくなります。そして介護者がどんなに柔らかく説得しても、いや、すればするほどこだわりが強くなっていきます。

母江さんの場合「外出先の草花を我が手中に収めたい」にメチャクチャこだわるんです。認知症としてはまだ軽度の母江さんですから、なんとか説得したり気をそらしたりして対応できております。しかしあまり言いすぎると「アンタは私を思い通りにしたいんでしょ!まったく!こんなの取っても誰も何も言わないわよ(プンプン)」となります。

原因を探る
もともと自然豊かな場所で育った母江さんですから、そこらの草木をむしり喰っても全く問題なかった幼少期。この自由を私(介護者)に阻害されているようで腹立たしく感じてしまうみたい。
だとしても「OK!俺と一緒に公園の桜をブチブチ取ってたらふく食べてやろうぜ!」と同意して器物損壊に加担するわけにもいきませんw
でも原因を探る事で介護者が「理解する」事ができます。これはとっても大事な事だと私は思っています。認知症の世界を理解すると介護者のイライラがスッと消える場合がありますから、本人の話をよく聞いて何故そこにこだわるのか、考えてみると良いかもしれません。

気をそらす
じゃあどうするかと言うと「あ!あそこに変わった花が咲いてる!」と場所移動したり「あ!いけない!今日の夕飯考えてなかった!何が食べたい?」と全然違う話をしたり、とにかく気をそらします。
※母江さんの場合は、この最初の「あ!」が大変有効です。ちょっとだけビックリ→平和な話題や興味ある事を入れるとガツンと食い付いてきます。ただしあまり続けると「話題かえてごまかさないで」とハッキリ言われてしまった事もあるのでw色々なバージョンを用意しておくと良いかもしれません)

その他
第三者に入ってもらう、先手を打つ(見えないようにする等)、問題がなければそのままにしておく、地域の理解や協力を得る…などがあります。こだわりの原因をみつけて、それに合った対応をしていくとこだわりが弱まる可能性があります。
(でも第三者とか地域の協力等はホント難しいですよね…認知症でも安心して暮らせる地域作り…私も協力したいなぁと思いました)

こだわりは長く続かない
介護の教科書にはこのありがたい文字『こだわりは長く続かない』が書かれていました。これが事実だとしたら介護者にとって何と希望に満ちあふれた文字列か…!!でもこれは私の経験上ですが「AのこだわりからBのこだわりに移行する」という方が多い気がしました。こだわり自体がなくなる方(筋力の衰えや認知症の進行が原因…?)もモチロンいらっしゃいました。確かに長くは(一年程度)続かないのですが…
でも「AよりBの方が対応しやすい!」とか「Bならご近所さんの迷惑にならず一安心」とか良い方向に転換する事もあります。
きっと突破口はあると信じて…
…あと、桜は毒があるっぽいので食べちゃダメらしいですww

認知症でも覚えられる…事もある

認知症だって覚えられる
兄助は仕事が忙しく年に一回会う程度なので、母江さんは存在自体をポコンと忘れちゃいます。まだ説明すれば思い出してくれますが…w

海馬は記憶の番人のようなもので、人間が見聞きする全ての情報を一時保管してくれます。保管している間に何度もその情報が出し入れされれば「おっ、コレは重要な情報だな」と大脳皮質にバーンと張り付けてくれるのです(長期記憶)
例えば「卵焼きの作り方」を覚えて毎朝作って(情報の出し入れ)いれば大脳皮質が長期記憶として覚えてくれます。
一方「朝食は卵焼きだった」というあまり重要でないエピソードを覚えても、一定期間この情報を使う場面が無ければ海馬は必要ない記憶として「朝食は卵焼きだった」というエピソードは大脳皮質に張り付けず捨てて(忘れて)しまいます。

母江さんはアルツハイマー型認知症なので海馬と大脳皮質両方の萎縮がみられます。かと言って両方ピクリとも機能しないわけではなく、何度も何度も「旦那はいるのか」「いるよ」の繰り返しをして大脳に張り付けることができたわけです(張り付けても調子の良し悪しで取り出すことができない時もあります)

しかし「根気よく何度も何度も言って分からせる」というほど単純なものでは無いと思います。記憶の貼り付けは本人の興味や感情にも左右されますから、私は母江さんに対して
「過度の期待はせず、かと言って最初からあきらめない」
ぐらいのスタンスで会話をするようにしています。
ちなみに母江さん、毎日薬を飲んでるのにまったく覚えてないんですよ。もう一年ぐらい飲んでるのに。多分薬についてはいっさい興味ないんでしょうねw 

主介護者の代わりを考えておこう

主介護者の風邪
いつも清々しい程にぶった切ってくれる母江さん。いれて!あと寿司は私も食べたい!

日頃から「もし私が倒れたらどうしよう…」とか思ってたんですが、母江さんのおっしゃる通り出前システムをフルに使えばいいし、お薬は問題があればドクターに来てもらえばいいし、あと電話指示で本人が動ければお願いしちゃえばいいんだし。

注意したいのは「いつもと違う」日常の変化で母江さんが不安になって徘徊してしまうこと。
私が短時間しかいられない場合は夕方ごろに電話で会話をして落ち着いてもらってます。

※ちなみにこの時はアルコール消毒とイソジンとクレベリンをフルスロットル!食事と薬を準備してソッコー帰りましたw
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