認知症でもできることはやってもらおう
毎日お昼は母江さんと二人で食べるのですが、準備や後片付けなど母江さんには何かと手伝ってもらっています。

ボーッとしている時間はなるべく減らしたい

日中母江さんがひとりでいる時はテレビを見ているだけなので、私がいる間ぐらいは簡単な作業をしてもらう事にしています。
何でもいいんですよね。タマネギ切ったり盛り付けしたり紅ショウガ乗っけたり…側について一緒に作業すれば包丁を使う事もそれ程危険ではありません。
本人も軽く緊張するみたいなので「良い刺激かな?」と思っています。

できそうな仕事をほんの少しだけ残しておく

生活に支障が出ない程度で簡単な作業は残しておくようにしています。
例えば
・乾いた洗濯物は畳まずに籠の中に入れておく
・ほころびがあるものや穴の開いた靴下などを保存しておく
・シンクの洗い物は大きい物だけ洗っておいて後は残しておく
 私が別の用事をしている時や帰り際に「これお願いできるかな…」と渡しておくと、気が向いたらやっておいてくれるので純粋に助かります。勿論中途半端だったり雑だったりしますが、そこはまぁご愛敬。

必ず感謝の気持ちを伝え、出来なくても決して叱らない

「コレ片付けてくれたの?助かったよ~」
「すごく綺麗だね!やってくれたんだ、ありがとう!」
本人、やったことは忘れていますが絶対に感謝の気持ちと良い所を見つけて褒めるようにしています。
昔は子育てや家事などで家族に必要とされてきた母江さん。高齢になると身体も弱くなり必要とされる事は激減します。
そんな中「ありがとう。おかげで助かった」と言われるだけで人としての誇りや存在価値を感じる事ができるのではないでしょうか。
このブログでは何回か書いていますが「おだてて調子に乗らせて…」という気持ちでは決してうまくいきません。
この歳で、この曲がった腰で、あの小さくなった脳で…想像力と観察力で心から褒めるに値する事は多数あると思います。

そして当然ですが、失敗しても怒ったり叱ったり呆れたりはNG。本人にはマイナスの感情だけが残り信頼関係が損なわれてしまいます。

焼きそば 
盛りの少ない私の焼きそばに施しをする母江さん

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