認知症・生活の工夫のカテゴリ記事一覧

認知症の進行を遅らせよう!介護を楽にする生活の工夫

認知症初期の母江さんを4コマ漫画で紹介。そのエピソードから認知症の知識や対応、進行を遅らせる生活の工夫など、介護の実践をまじえながらお伝えしたいと思っております。認知症の方とそのご家族の充実した日常に繋がりますように!

カテゴリ:認知症・生活の工夫

認知症・生活の工夫のカテゴリ記事一覧。認知症初期の母江さんを4コマ漫画で紹介。そのエピソードから認知症の知識や対応、進行を遅らせる生活の工夫など、介護の実践をまじえながらお伝えしたいと思っております。認知症の方とそのご家族の充実した日常に繋がりますように!

2017-12-09 認知症・生活の工夫
 外出先では歩行の遅い母江さんを待たせて、パパッと用事を済ませる事がよくあるのですが… 待っててもらう周囲をよく見ておかないと寒い思いをさせてしまったり、本人が耐えられなくなって一人で場所移動してしまったり…と結構キケンな事態になってしまう恐れがあります。 周囲に本人が嫌な事がないか確認 暑さ寒さもそうですが、母江さんの場合、子供の奇声(?)がものすごく苦手。一発でその場を離れてしまいますから近く...

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2017-12-04 認知症・生活の工夫
 母江さん「コレに座ってテレビ見たい」との事。ぐうたら願望が強すぎる。実際に使用できる「福祉機器常設展示場」『福祉機器の常設展示場』は福祉展示イベントとは違い、期間を設けず常に福祉機器を展示している場所です。介護保険を使ってレンタルや購入ができるいわゆる「福祉用具」はもちろん、それ以外の「介護用品」などの様々な福祉機器が展示されています。展示場では、用具を実際に使って感触を確認できます。ブレー...

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2017-10-14 認知症・生活の工夫
 認知症の方に張り紙や注意書きは大変有効な手段母江さんの部屋も御多分に漏れず張り紙だらけ。張り紙を読んで本人が納得し行動できれば介護者の私も安心、母江さん本人の危険な行動を防止できたり、自立した生活につながります。例えば『薬は食前に飲みましょう』という張り紙をお弁当に付けてセットしておくとキチンと飲んでくれます。毎日毎食張り紙を読む事で「記憶する」というより「習慣化」してくれたらなぁ…今後、認...

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2017-09-30 認知症・生活の工夫
毎日お昼は母江さんと二人で食べるのですが、準備や後片付けなど母江さんには何かと手伝ってもらっています。ボーッとしている時間はなるべく減らしたい日中母江さんがひとりでいる時はテレビを見ているだけなので、私がいる間ぐらいは簡単な作業をしてもらう事にしています。何でもいいんですよね。タマネギ切ったり盛り付けしたり紅ショウガ乗っけたり…側について一緒に作業すれば包丁を使う事もそれ程危険ではありません。本人...

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2017-09-26 認知症・生活の工夫
認知症になるとおっくうになり身だしなみは後回しに認知症になるとあらゆることに無気力、無関心になりがちです。ついおっくうに思い「今日はいいか、誰が困る訳でも、誰かが自分を見てる訳でもなし…」と徐々に身だしなみに気を使わなくなってしまいます。また、腕が上がらない、髪を梳かすと疲れてしまう、洗面所まで歩けない…という体の状態が原因の場合や、道具の場所がわからない、やる事自体を忘れてしまうなど様々な要因が重...

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『ちょっと待っててね』の時に注意する事

ちょっと待ってて 

外出先では歩行の遅い母江さんを待たせて、パパッと用事を済ませる事がよくあるのですが…
待っててもらう周囲をよく見ておかないと寒い思いをさせてしまったり、本人が耐えられなくなって一人で場所移動してしまったり…と結構キケンな事態になってしまう恐れがあります。


周囲に本人が嫌な事がないか確認

暑さ寒さもそうですが、母江さんの場合、子供の奇声(?)がものすごく苦手。一発でその場を離れてしまいますから近くに遊戯場やゲームなどがない場所がベスト。
きっと介護されてる皆さんそれぞれ
「ウチのおばあちゃんは◯◯が苦手なのよね」
と、何かしら思いつくのではないかしら。

気温、騒音、ニオイ、人通りの多さ、見通しの良さ…
こだわりが強すぎるのも認知症の特徴ですものね。外出先だと100%避けるのは難しいですができるだけ安全安心な場所を見つけておきたいなぁと思いました。


ヒートショックとは

暖かい環境から急に寒い環境になると血管やら心臓やらがビックリして心筋梗塞や脳梗塞、失神などの状態に陥る事。入浴の際に起こりやすい事で有名です。

暖房のきいた部屋→寒い脱衣所→暖かい湯船につかる…

血圧が上下しまくってヒートショックを起こすという訳です。

「うわっ寒いッ!」

っていう状況には要注意ですね。特に冬場の入浴時、高齢者のヒートショック発生率はとても高いそうです。

 

母江さんもそうだけど、私もそろそろいい歳なので気を付けないとなぁ。

介護用品を買う前に「お試し」してみました

福祉機器展示 

母江さん「コレに座ってテレビ見たい」

との事。ぐうたら願望が強すぎる。


実際に使用できる「福祉機器常設展示場」

『福祉機器の常設展示場』は福祉展示イベントとは違い、期間を設けず常に福祉機器を展示している場所です。介護保険を使ってレンタルや購入ができるいわゆる「福祉用具」はもちろん、それ以外の「介護用品」などの様々な福祉機器が展示されています。

展示場では、用具を実際に使って感触を確認できます。ブレーキの握りや折りたたむ時の動作、肌触り…等々。

購入前にお試しできる場所があるのはありがたいなぁと思いました。介護用品は高価なものが多いですから、購入してから「使えなかった」はできるだけ避けたいものです。


欲しい用具が置いてあるか事前に問い合わせて

当然ですが日本中の福祉機器が全て展示されているわけではないので、ターゲットの用具やそれに近い用具が何種類ぐらい置いてあるか事前に確認する必要があります。福祉機器の専門家から説明を聞く事もできますので、その際も専門家がいる時間帯などを聞いておくと良いでしょう。


一般財団法人保健福祉広報協会が運営する福祉機器の常設展示場は全国各地にあります。包括支援センターに相談すると場所や使用方法など詳しい説明が受けられます。お住まいの近くに展示場があるようでしたら利用してみてはいかがでしょうか。フラッと立ち寄るだけでも「へぇこんなのがあるんだ」と介護のヒントになる発見があるかもしれません。

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認知症の方の生活に必須な張り紙を本人目線で見てみました

ゴミ分別 

認知症の方に張り紙や注意書きは大変有効な手段

母江さんの部屋も御多分に漏れず張り紙だらけ。張り紙を読んで本人が納得し行動できれば介護者の私も安心、母江さん本人の危険な行動を防止できたり、自立した生活につながります。

例えば『薬は食前に飲みましょう』
という張り紙をお弁当に付けてセットしておくとキチンと飲んでくれます。
毎日毎食張り紙を読む事で「記憶する」というより「習慣化」してくれたらなぁ…
今後、認知症の症状がどう進むかは予想できませんが「習慣化」する事で、その行動をしなかった時の「物足りなさや違和感」を感じてくれるのではないかしら?もしも認知症が悪化したとしても「習慣」は残ってくれるかも?
なんて希望も含みつつ張り紙を書いています。

本人の目線で張り紙を見直す

認知症・ゴミ分別1 

コレは最初のゴミ箱の分別表記。こうやって置いていたんですが、まぁ大失敗でしたwご覧の通り
  • 字が小さい(母江さんはあまり目が良くありません)
  • 屈まないと見えづらい
という非常に引込み思案な張り紙。置いてあるのは足元ですからその分距離ができて、さらに字が小さく見えづらくなってしまっています。


そこで思いついたのが値札立て。
認知症・ゴミ分別2 


これなら何が何でも目に入るよね!ゴミ箱以外にも使えそうだし!
ネット通販でも『値札立て』『POPスタンド』などで検索するといくつか出てきました。

ただ今回はゴミ箱に付けるので、汚れても拭き取れるようにしたいなぁー。何か良い物はないかと100円ショップを探索。(紙だと汚れやすいしヘタリやすいし…)

そしたらDaisoさんでこんなのがありました。
認知症・ゴミ分別3 

よし!コレだ!と購入。
あとは力技でなんとかしてみせるぜ!
認知症・ゴミ分別4 
セロテープはこの絵よりもっと沢山張った方が良いと思います。
結構ガッチリとめないとグラグラしてすぐ取れちゃうので…
あとは本人が見やすいように角度をちょっと調節。

認知症・ゴミ分別5 

できました!
これで母江さんもほぼ間違えず入れてくれています。(一番左のゴミ箱は「ふつうかプラかわからないもの入れ」となっていますw)

張り紙を作るときに注意している点

  • 大きめの字ではっきりと丁寧に端的にあくまで「お願い」のスタンス
  • 本人がよく使っている言葉や単語を使う 例「ハンガー」より「えもんかけ」
  • 幼児言葉や命令形、「何もしないで」は絶対書かない
  • 生活の場なので、原色系の紙は避ける
  • 指示系の場合、文末にお花や(*^^*)の絵などをつける


母江さんが一人でいる時の道しるべになるよう、読んだとき寂しい不快な気持ちにならないよう、できればちょっとやる気になってくれたら嬉しいんですけどネw
 タグ

本人の出来る事を探してやってもらう

認知症でもできることはやってもらおう
毎日お昼は母江さんと二人で食べるのですが、準備や後片付けなど母江さんには何かと手伝ってもらっています。

ボーッとしている時間はなるべく減らしたい

日中母江さんがひとりでいる時はテレビを見ているだけなので、私がいる間ぐらいは簡単な作業をしてもらう事にしています。
何でもいいんですよね。タマネギ切ったり盛り付けしたり紅ショウガ乗っけたり…側について一緒に作業すれば包丁を使う事もそれ程危険ではありません。
本人も軽く緊張するみたいなので「良い刺激かな?」と思っています。

できそうな仕事をほんの少しだけ残しておく

生活に支障が出ない程度で簡単な作業は残しておくようにしています。
例えば
・乾いた洗濯物は畳まずに籠の中に入れておく
・ほころびがあるものや穴の開いた靴下などを保存しておく
・シンクの洗い物は大きい物だけ洗っておいて後は残しておく
 私が別の用事をしている時や帰り際に「これお願いできるかな…」と渡しておくと、気が向いたらやっておいてくれるので純粋に助かります。勿論中途半端だったり雑だったりしますが、そこはまぁご愛敬。

必ず感謝の気持ちを伝え、出来なくても決して叱らない

「コレ片付けてくれたの?助かったよ~」
「すごく綺麗だね!やってくれたんだ、ありがとう!」
本人、やったことは忘れていますが絶対に感謝の気持ちと良い所を見つけて褒めるようにしています。
昔は子育てや家事などで家族に必要とされてきた母江さん。高齢になると身体も弱くなり必要とされる事は激減します。
そんな中「ありがとう。おかげで助かった」と言われるだけで人としての誇りや存在価値を感じる事ができるのではないでしょうか。
このブログでは何回か書いていますが「おだてて調子に乗らせて…」という気持ちでは決してうまくいきません。
この歳で、この曲がった腰で、あの小さくなった脳で…想像力と観察力で心から褒めるに値する事は多数あると思います。

そして当然ですが、失敗しても怒ったり叱ったり呆れたりはNG。本人にはマイナスの感情だけが残り信頼関係が損なわれてしまいます。

焼きそば 
盛りの少ない私の焼きそばに施しをする母江さん

身だしなみを整えて規則正しい生活を目指そう

高齢者の身だしなみ


認知症になるとおっくうになり身だしなみは後回しに

認知症になるとあらゆることに無気力、無関心になりがちです。ついおっくうに思い
「今日はいいか、誰が困る訳でも、誰かが自分を見てる訳でもなし…」
と徐々に身だしなみに気を使わなくなってしまいます。
また、腕が上がらない、髪を梳かすと疲れてしまう、洗面所まで歩けない…という体の状態が原因の場合や、道具の場所がわからない、やる事自体を忘れてしまうなど様々な要因が重なって「後回し」から「やらない」に行きついてしまいます。

やらなくても命に別状は無い「整容」…でもメリットは沢山あります

ポジティブになって積極性が生まれる
身なりを整える事で無意識のうちに心地よい緊張感とポジティブな感情が生まれ積極的になる…とか教科書には書いてありますがw頭グッチャグチャだったのに綺麗に整ったら外出したくなります。もっと言えば
「明日からスーパーモデルの身体を貸してもらえる」
ってなったらどうでしょう。私だったら超ウッキウキで外出しますw
まぁこれは大げさですけど、でも身綺麗になったらちょっと嬉しいし積極性が出るのわかりますよね。

整容はオンオフの切り替えスイッチになりやすい
朝起きてぼんやりしたまま朝食を食べてテレビを見て…という生活の中ですとオンオフのスイッチを入れる機会があまりありません。
しかし髪を梳かしたり髭を剃ったりすると生き生きとしていた昔を思い出し、気持ちがシャンとして「よそ行きモード」にスイッチが入りやすくなります。
一日の流れにメリハリができれば、認知症の進行を遅らせる基本「規則正しい生活」に繋がり、健康面でも充実した日常を送ることができます。

身なりを整えたらキチンと褒める

おだてたりお世辞を言ったりするのではなく、良いところを見つけ心から「いいね!」と言葉に出して伝えると本人も自信を持ち、社交性が向上するなどの効果をもたらします。
ご家族が介護者の場合だとどうしても「照れ」が先に出てしまいなかなか褒められない方もいらっしゃるようですが(実際私もそうでした)認知症の方を介護する際「褒める」はとても重要なテクニックです。楽な介護につながるスキルですので「照れ」はできるだけ早めに吹っ飛ばして下さいw

注意点

・外出モードにスイッチが入った事で徘徊につながる可能性がある方は、時間帯や介護者の見守りができる状態かどうか注意が必要です。

・本人にやる気がない場合、無理にすすめたりせずに本人の得意な事だけやってもらい、苦手な動作は介護者が手を貸す程度で十分です。介護者側の理想を押し付けたり叱ったりするのはNG。関係が壊れてしまい、他の事にも拒否が出て介護がうまく回らなくなります。


最初はおっくうがるかもしれませんが、本人が身だしなみに対してポジティブなイメージを持てれば続けているうちに習慣化できるかもしれません。
母江さんの場合も最初は嫌がっていたのですが、一年経った今では朝食後に「整容ボックス」を置くだけで
「あらもうそんな時間?」
と手櫛で髪をいじるようになりました。髪を結って纏めるのは私がやりますが、その後は手を貸さなくても母江さん一人でお化粧をしてくれます。髪を結う事で次の一歩(お化粧)に進めたのだと思います。



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