高齢者の心と身体のカテゴリ記事一覧

認知症の進行を遅らせよう!介護を楽にする生活の工夫

認知症初期の母江さんを4コマ漫画で紹介。そのエピソードから認知症の知識や対応、進行を遅らせる生活の工夫など、介護の実践をまじえながらお伝えしたいと思っております。認知症の方とそのご家族の充実した日常に繋がりますように!

カテゴリ:高齢者の心と身体

高齢者の心と身体のカテゴリ記事一覧。認知症初期の母江さんを4コマ漫画で紹介。そのエピソードから認知症の知識や対応、進行を遅らせる生活の工夫など、介護の実践をまじえながらお伝えしたいと思っております。認知症の方とそのご家族の充実した日常に繋がりますように!

2017-03-28 高齢者の心と身体
この後、大福と甘夏を買わされゴキゲンで帰宅しましたはじめての場所へ行く際は下調べをしていくべきなのですが、この日はうっかりしてしまいました。一度出てしまうとペースは高齢者に合わせないとならないのでなかなか介護者の自由がききません。入口などでパンフレットを頂いて二人で確認しながら進めばよかったかな。今回はたまたま欲求が食い意地だったのでw母江さんがぶんむくれる程度で済みましたが、欲求がトイレだった場...

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2017-03-20 高齢者の心と身体
 すぐ行動にうつすその心意気は見上げたモンだと思ってます。体操やストレッチを行う際は、つかまったり寄りかかれる場所(椅子や机、ベッド、壁などの側)で行うよう促しています。 この時「もし倒れそうになったら、ここにこうやってつかまってね」と実際つかんでもらいます。一度シミュレーションを行っておくと咄嗟の場合にパッと動けますから転倒防止に役立ちます。 もうひとつは声かけ。 「ゆっくりゆっく...

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2017-02-25 高齢者の心と身体
母江さんのスカートは内生地がツギハギだらけでものすごく暖かく、かつ予想外の重量で驚きます。母江さんは当時(中年期)「お節介」な性格でしたが「ここまでやったら迷惑よね」とか「一般的に手を出す場面じゃないわね」とか、当事者と周囲を考えてお節介に『ブレーキ』がかかっていました。人間は歳を重ねると知的能力や判断能力の衰えによって、この『ブレーキ』がうまく働かなくなり、もともと持っている性格丸出しのまま爆走...

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2017-02-15 高齢者の心と身体
 「自分が認知症になったらどんなだろう」時々考えます。自分が認知症だという自覚が無く、忘れている事も忘れる日々。いつも何かを探して疑問からのあきらめ、時々不安。人と話しても「さっき言ったじゃない」「それもう終わったよ」「あれ!これ忘れちゃった?」とそんな事ばかり。悪気はないのに。褒められる事なんて全然ない。デイの職員さんが迎えにきてくれた時、私が母江さんの立場だったらどう思うだろう…と想像して...

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2016-11-22 高齢者の心と身体
良い天気だったので母江さんと近所の市民公園に行きました。「昔はコレを炒って食べたのよ~」とドングリを拾う母江さん。 「…ぶえー苦い!ペッペ!」すぐ吐き出してくれたので良かったんですが、本当に、あの、食い意地がえげつない。さすが我を産み落とせし実母…認知症の進行を遅らせる「お散歩」当然ですがお散歩は「歩行」が基本。歩くと血行が良くなり脳にも血液がバンバン回ります。それだけでも認知症の進行予防になる...

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高齢者と楽しくおでかけする為に

高齢者とおでかけ
この後、大福と甘夏を買わされゴキゲンで帰宅しました

はじめての場所へ行く際は下調べをしていくべきなのですが、この日はうっかりしてしまいました。一度出てしまうとペースは高齢者に合わせないとならないのでなかなか介護者の自由がききません。入口などでパンフレットを頂いて二人で確認しながら進めばよかったかな。

今回はたまたま欲求が食い意地だったのでw母江さんがぶんむくれる程度で済みましたが、欲求がトイレだった場合は結構大事だったかも…。

せっかくの外出ですから、認知症で外出自体を忘れてしまっても「何だか楽しかったわ」という気持ちだけは残してあげたい。そのために事前準備をしっかり行いマイナスイメージ(排泄の失敗など)を残さないような工夫をしなければと改めて思いました。

ちなみにコチラの 高齢者・お散歩の準備と心構えに私なりのお出掛け注意点をまとめてあります。宜しければご一読下さい。

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体操する際の心構え

窓ふき体操 
すぐ行動にうつすその心意気は見上げたモンだと思ってます。



体操やストレッチを行う際は、つかまったり寄りかかれる場所(椅子や机、ベッド、壁などの側)で行うよう促しています。 
この時「もし倒れそうになったら、ここにこうやってつかまってね」と実際つかんでもらいます。一度シミュレーションを行っておくと咄嗟の場合にパッと動けますから転倒防止に役立ちます。

 もうひとつは声かけ。
 「ゆっくりゆっくり、呼吸しながら、痛みがあったらそこで止めましょう」
 これは体操してる間に何回か言います。
体操してケガしちゃったら本末転倒。一人でいる時に体操しても思い出してもらえるとありがたいんですがw
 

認知症でも「危ないこと」って覚えてもらいやすい気がしてます。
気のせいかな?
でも私たちだって「太郎さんは花を買いました」と「太郎さんは崖から落ちて虫の息でした」だったら後者のほうが覚えてる出来事ですよね。
 「認知症だから言っても無駄」ではなく「頑張れ大脳!どっかで覚えといてくれ!」と思ってます。もちろんあまり気張ると『期待』しちゃいますから、覚えていられるかられないか、まぁ半々くらいの気持ちで…。

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高齢者の性格変化

ババ様のスカート
母江さんのスカートは内生地がツギハギだらけでものすごく暖かく、かつ予想外の重量で驚きます。

母江さんは当時(中年期)「お節介」な性格でしたが「ここまでやったら迷惑よね」とか「一般的に手を出す場面じゃないわね」とか、当事者と周囲を考えてお節介に『ブレーキ』がかかっていました。
人間は歳を重ねると知的能力や判断能力の衰えによって、この『ブレーキ』がうまく働かなくなり、もともと持っている性格丸出しのまま爆走する状態になってしまうことがあります。ちょっと気難しい人が岩のように頑固になったり、キレイ好きの人が潔癖症になったり…。
かと思えば、今まで抑え込んでいた反動で下品になったり浪費家になったりと全然別の性格が出ることもあります。もちろん個人差アリですが。

※便宜上「この人はこうなった」と書きましたが、実際は「今、この人のこの部分はこうなっている」と思うようにしています。あまり決めつけてしまうと別の変化を見つけづらくなってしまいますから…

急な性格の変化には要注意

高齢の為に起こる緩やかな変化ではなく急激に性格変化があった場合、脳梗塞や精神疾患、認知症等の恐れがあります。まずはかかりつけのお医者さんに相談することをお勧めします。

性格が悪いのではなく人間みんな大体同じ

ここからは私が考えている事ですが、大体人間はみんな同じなんじゃないかしら?と思っています。褒められれば嬉しい、貶されれば悲しい悔しい、他者より良くありたい、何でもランク付けする、妬み嫉み、いけないなぁとか思いつつ一瞬考える事。
高齢になった時、そんな部分が丸出しになって自分でもコントロールが効かずに周囲が見えなくなって…のスパイラルに陥るのは恐らく自分も同じかと。
ひと皮むけば大体一緒。そう思うと「性格悪い」「本性が出てきた」とはならず、介護する時も少し大きな気持ちで対応できるような気がしています。
と言いつつも、すぐ腹を立てたりして…私もまだまだデスw


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もしも自分が認知症だったら

もしも認知症だったら 

「自分が認知症になったらどんなだろう」
時々考えます。
自分が認知症だという自覚が無く、忘れている事も忘れる日々。
いつも何かを探して疑問からのあきらめ、時々不安。
人と話しても「さっき言ったじゃない」「それもう終わったよ」「あれ!これ忘れちゃった?」とそんな事ばかり。悪気はないのに。褒められる事なんて全然ない。

デイの職員さんが迎えにきてくれた時、私が母江さんの立場だったらどう思うだろう…と想像してみた事もあります。

「この人達誰だっけ?今説明してくれたような…なんだかみんな笑顔で近づいてきて車に乗ってお風呂に行こうと言う。何だか分からないけど分からないって言う雰囲気じゃないな。仕方ないから行こう…それにしてもみんな声が大きいなぁ顔も近いし…」

母江さん本人は少し不安そうだったけど基本ニコニコしていました。
それなのに想像上の私ときたら生意気だわーw

ちょっと考えただけでも私は母江さんにかなわないのです。笑顔でいられる自信がありません。忘れてしまった時に「やだわぁまた忘れちゃったホホホ」なんて笑っていられるでしょうか。

ちなみに認知症は深刻に落ち込む事は少なく、どちらかというと楽観的に捉える方のほうが多くみられるという特徴があります(個人差あります)
母江さん個人の性格として明るく捉えているのか、認知症の特徴として楽観的なのかは分かりませんが、介護する身として笑顔はとても救われるし、単純に「見習わなければなぁ」と思い尊敬しております。

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季節を楽しむ・公園をお散歩


良い天気だったので母江さんと近所の市民公園に行きました。
「昔はコレを炒って食べたのよ~」とドングリを拾う母江さん。


高齢者散歩1
高齢者散歩2
高齢者散歩3 




「…ぶえー苦い!ペッペ!」
すぐ吐き出してくれたので良かったんですが、本当に、あの、
食い意地がえげつない。
さすが我を産み落とせし実母…


認知症の進行を遅らせる「お散歩」

当然ですがお散歩は「歩行」が基本。歩くと血行が良くなり脳にも血液がバンバン回ります。
それだけでも認知症の進行予防になるのですが、加えてお散歩は季節の変化、風の音鳥の声、昔見た風景など、介護者が何も準備しなくても脳をザクザク刺激してくれるモノがアッチコッチに出てきてくれます。動脈硬化の予防にも効果大です。


高齢者・お散歩の準備と心構え

お散歩に行く際、私が注意している点をいくつかまとめました。

準備
・経路は事前チェック。トイレとベンチと自販機、階段、手すりの有無など。
・トイレはバリアフリーかどうか。紙が無い場合があるので流せるティッシュを。
・二人並んで歩けるような広さの歩道を選ぶ。
・介護者のカバンは必ず両手が使える物に。
・尿漏れパッド必須(嫌な思いをしない為に…
・寒暖差用の調節できる上着。
・脱水症に注意。水筒か自販機で対応。
・オシャレ大事(お気に入りのズボン、綺麗に髪を結う等)
・カメラ(写真を見る事で思い返したり、次回散歩の意欲向上に繋がる)
・帰宅した時用のちょっとしたオヤツとお茶。

介護者(私)の心構え
・私も本人も楽しむ。
・聞き上手に徹する。
・次回散歩に拒否が出ないよう嫌な思いはさせない。
・危険回避の誘導は穏やかに分かりやすく。「危ない!」ではなく「端を歩こう」と具体的に。
・無理せず休みながら本人のペースで「疲れる一歩手前」で帰宅できるよう観察。
・帰ってきた時、体力が十分ある事(万歩計や距離など)を褒め称えるw


お散歩から帰った後の母江さんは目覚ましい程に「ハッキリ」していて会話もつっかえずにスラスラ話せます。記憶に関しては変わらずですが、何より本人が楽しそう。
母江さんの日常はいつも「あら?どこやったかしら?」「おかしいわねぇ?」と『?』が連続しています。でもお散歩の時の目に映る景色、何でもない会話「緑がキレイだねぇ」「そうだねぇ」の中に『?』はありません。それだけでとても楽しいのだと思います。

ドングリ拾 
食べられるドングリを探す母江さん。
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