賃貸でも取り付け可能!|LABRICOのナゲシレールを使った壁掛け収納棚の作り方

ナゲシレール収納棚 DIY
賃貸でも取り付け可能!|LABRICOのナゲシレールを使った壁掛け棚の作り方

「賃貸で壁面インテリアをやってみたい」
「賃貸だけど壁に収納棚を取り付けたいけど、穴はあけられないし、、」

賃貸にお住まいの方は、だれしも一度は悩んだことがあるのではないでしょうか。
壁に穴を開けてはいけないというルールの縛りは、DIYerにとって大きな壁ですよね。
そんな賃貸ならではの問題を解決してくれるのが、
LABRICOシリーズのアイテムのひとつ「ナゲシレール」です。

本日は、この「ナゲシレール」をつかった収納棚の作り方や設置方法を紹介させて頂きます。


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使用する道具と材料

道具

今回使用した道具はこちら

電動ドリル
横引き鋸
ドリルビット M4
ペーパーやすり
小鉋(なくてもOK)
クランプ(なくてもOK)


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材料

使用した材料はこちら

・ラジアタパイン集成材(お好みの材料とサイズでOK)

地板 640mm × 210mm
側板 200mm × 210mm 2枚
背板 600mm × 200mm

ホームセンターで購入できる材料をまとめているので、よければこちらもご参考ください。
ホームセンターで購入できる木材をまとめてみた[種類・サイズ・価格]

・LABRICO ナゲシレール

収納棚本体の材料の加工

四角形の棚でもよかったのですが、なんとなくスッキリさせたかったので、側板を斜めにカットしました。
まず、鉛筆で切る場所に線を書いて

まっすぐな板をそのラインに合わせて固定し、横引き鋸で切ります。

カットしたら、小鉋またはペーパーやすりでカクばった角を整えます。
私は、切面という45度にカットした面が好きなので、小鉋で削って切面をつくりました!

鉋の使い方はこちらの記事で紹介しておりますので、良かったらご参考ください!

収納棚の組み立て

今回はシンプルにビスのみで組み立てていきます。

ビスの下穴を開ける

なぜ下穴を開けるのかというと、2つメリットがあります。

1つめは、木の割れを防ぐためです。

下穴を開けずに直接ビスを打ってしまうと、結構な確率で割れてしまいます。

2つめは、作業性が良くなります。

ビスで固定するということは、図のようにビスと向こう側の板で挟むことで締め付けます。

ですので、手前の板にビスを利かす必要はありません。
(数ミリ程度の薄い板の場合は利かした方が良いこともある)

下穴をあけることで、余計な力を使うことなく楽に固定することができるのです。

それではまず、定規と鉛筆で下穴を開ける位置の印を書きます。

ちなみにこれは、毛引きを改造した道具です。これが結構便利なんですよ。

毛引きの先の刃をとって、鉛筆に合わせて穴を開けるだけで作れるので、とても簡単でオススメです!

毛引きはホームセンターで販売しています👍

電動ドリルとM4のドリルビットで下穴を開けていきます。

穴を開け終わって気づいたのですが、思いっきり穴を開ける位置を間違えてしまいました(笑)

何が間違ったかというと、
背板の位置は、背面からナゲシレール分をズラさないといけないところを、
思いっきりズラすことを忘れてました(あっちゃ〜)

気を取り直して、穴あけ完了です。見た目が、、(泣き)

ま、これもまたDIYっぽくていいか(笑)

背板を組み立てる

先ほどもお伝えしたように、背板の位置は、背面からナゲシレール分だけズラします。

このとき、ナゲシレールに付いている厚めの両面テープは取りました。

ナゲシレールを写真のように、当てて平になるような位置で固定します。

この時の注意点として、ナゲシレールが引っ込んでしまうと、壁に設置出来なくなってしまうので、
ナゲシレールがほんの少し出っ張るぐらいがベストです!

同じように下側もナゲシレールを当てて固定します。

背板の組み立てが完了しました。

地板を組み立てる

背板の組み立てと同じように、先に下穴を開ける印を書いて下穴を開けます。

今度は間違えないように、、(笑)

地板の位置を合わせて、ビスで固定したら完了です。

ちなみに、完成した棚の重さは約3kgでした。
耐荷重が10kgなので、まぁ問題なしです👍

収納棚にナゲシレールを取り付ける

取り付け方法については、付属の説明書に記載されています。(開封の時に少し破れてしまいました)

説明書通りに取り付けても良いのですが、せっかくですので違うやり方を紹介させて頂きます。

まずは、ナゲシレールに薄めの両面テープを貼ります。

写真のような適当な板を用意します。

左右のナゲシレールの位置を均等にし、両面テープを剥がして貼り付けます。

この時の注意点は2つ。

1つは、用意する板は4つの角の角度がしっかり90度の四角形であること。
2つ目は、棚に対して垂直かつ、左右のナゲシレールが並行であること。

この2つに注意して取り付けましょう。

貼り付けたら、付属のビスで固定します。

壁にナゲシレールを取り付ける

養生テープで、設置したい高さに目星をつけます。

先ほどの板を水平になるように壁にあてて、片方のナゲシレールを固定します。

この時水平器を使うと、より正確に水平に設置することが出来ますが、私は持っていなかったので感覚で取り付けました(笑)

ナゲシレールの固定方法。

このまま、もう片方を取り付けたいところですが、壁側と棚側の位置は4mmの差があるので、
厚みが4mmの板を挟んで固定します。

お持ちでない方は、4mm厚のベニヤを用意すると良いと思います。

これで壁に取り付けの完了です。

あとは差し込むだけで設置完了です!

ナゲシレールの外し方

付属の説明書を見て思ったのですが、取り外し方が記載されていないではありませんか!

ということで、公式がどうかは分かりませんが、外し方を紹介させて頂きます。

使用するのは、マイナスドライバーとペンチのみ。

まずは、マイナスドライバーで、斜めに刺さった釘の頭を持ち上げます。

持ち上がった頭をラジオペンチで引っ張って抜きます。

斜めに刺さった釘を全部抜いたら、あとは手で外すことができます。

意外と簡単ですよね。

ちなみに外した跡はこんな感じ。

遠目だと全然わかりませんでした。

壁掛け収納棚の設置完了!

ラブリコのナゲシレールを使った棚の作り方を紹介させて頂きましたが、いかがだったでしょうか!

実際に壁に設置するとこんな感じです!

壁との隙間もなくて満足満足♪

(間違えたビズの下穴はアジということで笑)

今回は作業部屋に設置してみました。

何色にするか悩み中なので、とりあえずこのままで😁

取り付けも簡単で、強度的にも心配なさそうです。

説明書には、最大幅は91cm、耐荷重は10kgとあるので、その範囲以内で色々なデザインの
壁掛け棚が作れそうです!(ちなみにこの棚は約3kgでした)

何より、賃貸で使用するができるという点が一番の魅了ですね!


以上、「賃貸でも取り付け可能!|ナゲシレールを使った壁掛け棚の作り方」の記事でした!
最後までお読み頂き、ありがとうございました!!