ベットの頭の上はいつも、電源タップと充電ケーブル、そしてメガネでゴチャゴチャでした。
そんな悩みを解消してくれそうなアイテムがスマホ充電スタンド。
しかし、市販のスマホ充電スタンドは機能が詰め込まれすぎというか、、、
スマホにアップルウォッチ、ipad、airpodsなどたくさんの機器が一度における高機能ばかり。
正直そこまで必要ではない、というか持ってない。
逆にメガネを置くスペースがなかったりで、自分の需要にフィットするものが中々ありませんでした。
ということで、そんな時はDIY!自分で作ってみました!
今回は、アップルウォッチ、スマホ2台、メガネがおける、シンプルなスマホ充電スタンドの作り方を紹介させて頂きます。
このブログでは、基本的に素人の方でも作れるように、なるべく簡単に手の届く材料と道具を使用してつくっています!
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完成形のサイズ
今回作るスマホ充電スタンドのサイズはこちら。
道具と材料
使用する材料
ボックス、蓋
ラジアタパイン集成材
底板
MDF板
スタンド用パーツ
適当な端材
スマホスタンド用は長さ190mmの材料を使用しました。
アップルウォッチ用は、40×55mmの材料を2枚使いました。
ずれ止め用の当て木
適当な端材
長さは適当です。
スタンド用、ずれ止め用のパーツはどれも家にあった端材を利用しているので、
サイズは正直適当です。お好みのサイズでお試しください。
使用した道具
電動ドリル
ドリルビットM4 (ビスの下穴用)
ドリルビットM8 (充電ケーブルの線を通す穴用)
スレンダービス 長さ40mm
木ダボ 8φ
木ダボ用ビット 8φ用
ホールソー
鑿
小鉋(なくてもOK)
クランプ
横切り鋸
ダボ用鋸
ペーパーやすり
木工用ボンド
定規
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ボックスの加工
木ダボ用の穴をあける
木ダボのサイズに合わせてあドリルビットまたは、ダボ穴用のビットを使って、ダボ用の穴をあけます。
ビスを隠さなくてもいいという方は、スキップしても大丈夫です。
まず、定規をつかって、穴をあける位置に印をつけます。
板の厚みが20mmなので、端から10mmの位置(板厚の中心)に印をつけます。
私がつかっているのは、毛引きに鉛筆を取り付けた道具を使用しています。
これがとても便利で、市販の毛引きの先端についた刃を外し、鉛筆がとおる穴を開けて鉛筆をはめるだけで作れる道具です。
簡単につくれてとても役に立つのでオススメです
通常のドリルビットで開ける場合、貫通しないようにテープで目印をつけると良いでしょう。
ビスのバカ穴をあける
ボックスをビスで組み立てる前に、組み立てやすく木材の割れを防ぐために、ビスのバカ穴を開けていきます。バカ穴とは、ビスの直径よりも大きい穴のことです。
M4のドリルビットを使って、バカ穴をあけます。
コンセントケーブルを通す穴をあける
ホールソーをつかってケーブルを通す楕円状の穴をあけていきます。
穴の大きさは、コンセントが通るサイズにすることが大切です。
二箇所に穴をあけます。
ラジアタパイン集成材の厚みが20mmで、ホールソーの深さが足りず貫通しなかったので、裏からもあけていきます。
穴があいたら、ノミで残った部分を削り、穴同士をつなげて楕円状にします。
穴あけが完了しました。
少しずれましたが、全然OKOK。
ペーパーやすりで、バリをとって整えたら完了です。
ボックスを組み立てる
ビスで組み立てます。
この時、写真のようにクランプで固定すると組み立てやすいです。
底板を取り付けます。
木工用ボンドを塗って、底板を貼ります。
ビスで固定しようとしましたが、頭が飛び出て中に入り込む気配がなかったので、釘に変更!
先の尖ったもので、釘の頭を中に押し込こみます。
使用しているのは釘しめ。
次に木ダボで穴を塞ぎます。
ダボ用の鋸を使って飛び出た部分をカットします。
ダボ用の鋸は板を傷つけることなくカットできます。
最後にペーパーやすりで整えたらボックスの完成です。
触って手を切らないようにカクばった角も。
蓋の加工
スマホスタンド用の台の加工
スマホを立たせるための土台となるパーツを加工します。
なんとなく、両端を斜めにきってみました。
小鉋またはペーパーやすりで、角を整えます。
アップルウォッチスタンドの加工
こちらは、本日最大のめんどくさい加工となっております(笑)
本当は、アップルウォッチの充電ケーブルに合わせて丸く加工したかったのですが、難易度が劇的にあがるので、四角にしました。
まず、くり抜く場所に印を書きます。
このときのポイントは、少し大きめの材料の状態で加工することです。
先にサイズを切ってしまうと、固定しずらくなってしまいます。
適当なサイズのドリルビットを使って、枠内に穴をあけていきます。
この時、穴の深さが一定になるように、テープで目印をつけます。
満遍なく穴を開けたら、ノミで整えていきます。
次にコードが収まる溝をほります。
印を書き、鋸を入れていきます。
幅の細いノミで取とります。
充電ケーブルがしっかりハマれば完了です!
蓋にケーブルを通す穴をあける
まずはパーツの位置関係がこちら。これから図のように組み立てていきます。
スマホの充電ケーブルの端子が通るように、M8のドリルビットで図の位置にケーブルを通す穴をあけます。
次にアップルウォッチ用の充電ケーブルが通る穴を開けていくのですが、
私はなんてバカなのでしょうか。
スマホの充電ケーブルとは違って、アップルウォッチのケーブルはUSB端子を通さなければならないのに、先ほどと同じサイズで穴をあけてしまいました。そして全て組み立てた後に気付くという失態。
でも大丈夫。鋸で応急処置。
解決!
みなさんは、お気をつけてください!
応急処置ではありましたが、実際にUSB端子が通る穴をあけるとなると、大きめの穴になってしまい、
そのサイズのドリルビットを持っていない方が多いと思うので、この溝を加工するやり方が良いかと思います。
ビスのバカ穴をあける
図の位置にバカ穴を開けていきます。(図の単位はmmです)
スマホスタンド用のパーツは小さく、通常のコーススレッドだと割れてしまう恐れがあるので、スレンダービスや木ネジなどの細いビスで取り付けることをお勧めします。
私が使用したビスはこちら
ちなみに自宅にこちらの短いビスしか無く、板の厚みが20mmで届かないので、ダボ穴用ドリルで穴を掘って、深さを調整しました。
バカ穴をあけます。
同じようにアップルウォッチスタンドの位置にもバカ穴をあけます。
組み立てる
木工用ボンドを塗って、ビスでそれぞれのパーツを取り付けます。
正確な位置に取り付けるコツ
取り付けたい位置の片側に線を引いて、その線がちょうど隠れるような位置でクランプで固定すると、
正確にかつ線が見えず綺麗に固定することができます。
スマホスタンドの場合は、木の割れを防ぐために細めのビスで固定しましたが、
アップルウォッチスタンドの場合は、通常のビスで問題ありません。
位置ずれ防止の当て木を取り付ける
適当な材料で、裏面に蓋の位置がずれないように当て木を取り付けます。
最後にペーパーやすりで、カクばった角を整えたり、鉛筆の跡を消せば完成です!
塗装
今回はワトコオイルのダークウォールナットを使用しました。
完成!
いかがだったでしょうか。
実際に使用してみるこんな感じです♪
箱の中身。
今までのベットの上は、電源タップや充電ケーブル、スマホやメガネ、アップルウォッチでゴチャゴチャしていました。
実際に使用してみると、スッキリ爽快!
綺麗に収まってくれて大変満足です♪
いかがだったでしょうか。
今回ご紹介したDIYは正直ボリューム満点で、DIY中級者向けだったかと思います。
特にアップルウォッチスタンドの加工が難しかったかも。
逆を返せば、これができれば、他のDIYでも必ず応用ができるので、
是非トライしてみては如何でしょうか!
以上、スマホ充電スタンドの作り方でした。
最後までお読み頂きありがとうございました!