ここ最近ずっとテーブルランプが気になっており、暇あればネットでテーブルランプと検索。
これいいな〜と思うものはどれも高く、お!安い。と思ったらここがちょっとなーと思ったりの繰り返しの日々でした。
やはり、リーズナブルに好みのデザインを手に入れたい時はDIYしかない!ということで、レトロな雰囲気のテーブルランプを作ってみました!
このブログでは、基本的に素人の方でも作れるように、なるべく簡単に手の届く材料と道具を使用して作っています!
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使用した道具と材料
今回は全てホームセンターで購入できるもの道具と材料を使用しています。
材料費も格安で電動工具は電動ドリルのみ。特殊な道具も必要ありません!
使用した材料と道具とその価格をまとめたので参考にしてみてください。
材料
今回使用する材料はこちら
全て都内にあるロイヤルホームセンターで購入し、材料費の合計金額は2,275円(帆布生地は入っていません)。
パーツ | 材料 | サイズ/型番 | 個数 | 単価 |
土台 |
丸板 | 厚み20mm 140φ | 1 | ¥549 |
木管 | 外径15φ 内穴9φ 長さ200mm | 1 | ¥299 | |
照明器具 | アルミパイプ | 外径8φ 内径6φ 長さ300mm | 1 | ¥134 |
スタンド用ソケット | WW1200b | 1 | ¥479 | |
電源コード | 2m | 1 | ¥80 | |
コンセントプラグ | 1 | ¥159 | ||
ランプシェード | ベニヤ板 | 4mm厚 300×600mm | 1 | ¥479 |
丸棒 | 5φ 600mm | 2 | ¥96 | |
帆布生地 | 500 × 1000mm | 1 |
¥500ぐらい |
|
合計 | ¥2275 |
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使用する道具
使用した道具はこちら。
![](https://kurashinokoto.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_2995-1024x686.jpg)
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道具 | サイズ/型番 | 参考価格 |
電動ドリル | RYOBI CDD-1020 | ¥6300 |
木工ボアビット | M15 | ¥479 |
ドリルビット |
M8 | ¥500 |
ホールソー |
IH-605 7枚替刃 | ¥440 |
導突鋸 | レザーソー 180mm | ¥1779 |
金切り鋸 | ¥1100 | |
引回し鋸 | ライフソー | ¥1000 |
小鉋(無くてもOK) | 角利 2枚刃鉋 50mm | ¥3000 |
ペーパーやすり | 150番 | |
クランプ | ¥500~ | |
プラスドライバー |
¥100 | |
カッター | ¥100 | |
木工用ボンド | コニシ | ¥100 |
布用ボンド | UHU 多用途接着剤 | ¥320 |
ワトコオイル | ダークウォールナット色 | ¥1200 |
万能ハケ | ¥100 |
このなかで馴染みのない道具といえば、木工ボアビット、導突鋸、回し引き鋸、小鉋といったところでしょうか。
木工ボアビットはM15のドリルビットでも問題ありません。15φの穴があけばOK。
導突鋸は、刃の厚みが薄く、刃の背には曲がらないように補強金物がついているので細かい加工に最適の鋸です。
今回は導突鋸を使用しましたが、横引き鋸であれば問題はありません。
引回し鋸は、曲線や板の真ん中をくり抜きたい時につかう刃が細い鋸です。
これらの道具は全てホームセンターで購入できるので、持っていて損はないかと思います!
【DIY道具についての関連記事はこちら】
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テーブルランプの土台をつくる
材料と道具の準備ができたところで、早速作業に取り掛かっていきましょう。
まずはランプを支えるための土台を作っていきます。
使用する材料は丸板と木管。
ランプの電源コードはなるべく隠したいので、中に線を通すために木管を使用します。
それではまず、土台に木管を刺すための穴と、電源コードを通す穴を空けていきます。
支持棒用の穴をあける
はじめに、土台となる丸板の中心に印をつけます。
中心の出し方は、適当な位置に一本の直線を書きます。
その線に対して垂直な線を書きます。
その2本の線の中心の位置からそれぞれ垂直に線を引くと中心が出せます。
![](https://kurashinokoto.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_2834-1024x686.jpg)
次に、電動ドリルとM15の木工ボアビットを使って中心に貫通穴をあけます。
このときのpoint
電動ドリルが前後左右に傾かないように垂直を意識します。
作業台に穴を開けないように適当な板を下にしいて、材料が動かないようにクランプでしっかりと固定します。
![](https://kurashinokoto.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_2841-1024x686.jpg)
電源コード用の穴をあける
中心に穴をあけたら、次に丸板の側面の中心に印を書きます。(急にピンボケ)
![](https://kurashinokoto.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_2842-1024x686.jpg)
電動ドリルとM8のドリルビットを装着して、中心に向かって穴を開けます。
![](https://kurashinokoto.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_2849-1024x686.jpg)
このときのpoint
こちらも先ほどと同様に電動ドリルが前後左右に傾かないように注意します。
無事中心の穴に貫通することができました。
![](https://kurashinokoto.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_2857-1024x686.jpg)
土台の面取り(スキップOK)
※こちらの作業は必ず必要ではないので、小鉋を持っていない方はスキップしてください。
小鉋を使って、面を取とります。
刃を少しだし、45度に傾けて、曲線にそって削ります。
![](https://kurashinokoto.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_2860-1024x686.jpg)
削ったあとはこんな感じ
![](https://kurashinokoto.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_2862-1024x686.jpg)
板に貼ったペーパーやすりをつかって、削った面を滑らかに整えます。
![](https://kurashinokoto.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_2866-1024x686.jpg)
![](https://kurashinokoto.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_2869-1024x686.jpg)
小鉋を持っていない方はペーパーやすりで角を丸めるだけでも大丈夫です。
丸棒に電源コードの通り道をつくる
このままだと組み立てた時、先ほど空けた丸板のコード用の穴を塞いでしまうので、コードの通り道を作ってあげます。
まず欠く部分の印を書きます。
![](https://kurashinokoto.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_2883-1024x686.jpg)
鋸を使って縦に切り込みを入れます。
![](https://kurashinokoto.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_2898-1024x686.jpg)
次に横。
![](https://kurashinokoto.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_2900-1024x686.jpg)
切り落とせました。
![](https://kurashinokoto.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_2906-1024x686.jpg)
これで土台の加工は完了です。
このまま組み立てたいところですが、その前に照明器具の電源コードを丸棒の中に通す必要があるので、次は照明を作っていきます。
照明器具の組み立て
電球用ソケットと電源コードの接続
カッターかペンチをつかって絶縁カバーを取り、2cmほど銅線を剥き出しにします。
![](https://kurashinokoto.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_2910-1024x686.jpg)
![](https://kurashinokoto.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_2911-1024x686.jpg)
ランプ用ソケットを分解します。
中に2つの電極があります。
![](https://kurashinokoto.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_2922-1024x686.jpg)
ネジを回し、銅線を固定します。
![](https://kurashinokoto.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_2928-1024x686.jpg)
スタンド用ソケットと木管を固定するために、アルミパイプを使います。
ソケットの下に穴がありており、そこに差し込んでアルミパイプを固定し、木管にアルミパイプを刺すことで組み立てます。
アルミパイプを切る
まず金切り鋸をつかって適当な長さに切ります。
![](https://kurashinokoto.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_2879-1024x686.jpg)
色を統一したかったので、切ったアルミ棒になんと無くビニールテープを巻いてみました。(必要はありません)
![](https://kurashinokoto.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_2929-1024x686.jpg)
電源コードをアルミ棒に通します。
アルミパイプをソケットの穴に差し込み、側についているネジをしめて固定します。
![](https://kurashinokoto.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_2934-1024x686.jpg)
これでアルミパイプとスタンド用ソケットの一体化が完了しました。
コンセントプラグと電源コードの接続
おっと、忘れないうちに。先に電源コードを木管と丸板に通しておきましょう。
あたりまえだけど先にコンセントプラグをつけてしまうと土台に通せなくなってしまうので。
それでは気を取り直して、こちらも上に同じくコードのカバーを取って銅線を剥き出しにします。
コンセントプラグのカバーを取ると2つの電極があるので、上に同じくネジをしめて固定します。
![](https://kurashinokoto.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_2921-1024x686.jpg)
これで土台と照明器具の準備が完了しました。
![](https://kurashinokoto.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_2939-1024x686.jpg)
次に土台を組み立てていきます。
土台と丸棒を組み立てる
木工用ボンドを塗り、木管の向きを確認しながら挿しこみます。
![](https://kurashinokoto.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_2946-1024x686.jpg)
溢れ出たボンドは濡れた布で拭き取ります。
![](https://kurashinokoto.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_2947-1024x686.jpg)
このときのpoint
差し込みがきつい時は、丸棒の端を面取ると入りやすくなります
濡れた布で拭き取るとき、部分的ではなく全体を濡らすようします。
部分的に濡らしてしまうと塗装の際にムラになります。
テーブルランプ本体を塗装
今回使用したのはワトコオイルのダークウォールナット。
ハケを使って木目に沿って塗っていきます。
塗る順番は下から塗り上げていくイメージです。
塗装後はこんな感じです。最初は艶がありますが、徐々になくなっていきます。
![](https://kurashinokoto.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_3087-1024x686.jpg)
ランプシェードの作り方
ランプシェードの作り方は別の記事で紹介しています。
こちらの記事をご覧ください!
木製テーブルランプのDIYまとめ!
完成したランプシェードを取り付けて完成です!
![](https://kurashinokoto.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_3162-1024x686.jpg)
![](https://kurashinokoto.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_3182-1024x686.jpg)
![](https://kurashinokoto.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_3189-1024x686.jpg)
![](https://kurashinokoto.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_3178-1024x686.jpg)
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いかがでしたでしょうか!なかなか完成度の高い一品に仕上がったと思います!
はじめは、テーブルランプを自作するのって結構ハードルが高いように感じましたが、意外と安価に作ることができるのは驚きです。
今デーブルランプを探している方や気になっている方、是非!DIYで理想のテーブルランプを手に入れてみてはいかがでしょうか!
以上、「レトロな雰囲気のテーブルランプを作ってみた」でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!