「DIYを始めたいけどなんだか難しそうだし、最初はどの工具を買えば良いのかわからない。」
DIYを始めたい人で、このような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
そこで本日は、DIY初心者に向けて、DIYで家具を作る流れや必要な工具などを紹介させて頂きます。
DIYを始めるメリット
DIYとは、Do It Yourself の略で、自分で何かを実行するという意味があります。
自分で家具を作ったり、手縫いで布小物を作ったりするのは、完成した時の達成感もありとても楽しいものです。
また、楽しさ以外にも、DIYを通して得られるメリットは多くあるので紹介します。
DIYで得られるメリット
・アイデアを形にできる能力がみにつく
・唯一無二のオリジナル家具を作ることができる
・完成した時の達成感や愛着を感じられる
・スキルが身に付く:デザイン力(アイデア、設計)、計画力、木材や工具の知識
・副業で稼げる
私もDIYを続けていくなかで、自分の作品をSNSでシェアして反響を頂いたり、DIY好きの友達ができたり、仕事にも繋がったりと、上記のようなメリットが得られたことを実感しています。
最近では、メルカリなどのフリマサイトの浸透や、個人でのECサイトの開設が容易になっていることから、副業で自身のハンドメイド作品を販売して稼いでいる方も多いですよね。
DIYの始め方:まずは作りたいものをイメージする
これからホームセンターの木材で家具をDIYする時の流れを紹介していきます。
イメージを書き出す
まず始めは、自分が作りたいものをイメージします。
SNSで気になった作品を参考にしたり、このスペースにこういう棚を置きたいなど。
まずは、自分が実現したいイメージをノートに書き出してみましょう!
ここで、「絵が下手だから向いていないかも。」と思う方もいるかと思います。
問題ありません。
他人に見せる必要はないですし、自分だけが理解出来れば良いので適当で全然OKです。
サイズを決める
次に書き出したイメージに、サイズを追加していきます。
サイズの決め方は、
作品を設置する場所に収まるようなサイズにしたり、
店舗や通販で売られている家具を参考にしたりなど方法は様々です。
実際に私はこんな感じで設計図を書いています。
食器棚の図で、全体のサイズと中の空間のサイズをmm単位で書いています。
必要な材料を考える
サイズが決まれば、あとは必要な材料のあぶり出しを行います。
とは言っても、ホームセンターで購入できる木材のサイズは決まっているので、
実際に店舗に行って調べる必要があります。
でも、調査するためだけにホームセンターに行くのは効率が悪いので、
こちらの記事をご参考ください。
これでDIY事前準備の完了です。
ちなみに、この時点であなたには、アイデア力・設計力・計画力が身についているはずです。
DIYは趣味・遊びと捉える方が大半ですが、実はスキルを身に着けるためのトレーニングでもあるのです。
楽しくスキルが身に付くなんてお得ですよね。
道具を揃えよう
頭の中のイメージを設計図に落とし込めたところで、
実際にホームセンターに行って道具と材料を揃えていきましょう!
どこで買うの?
DIYで必要な道具のほとんどは、ホームセンターで揃えることができます。
他にも、アマゾンや楽天といった通販や、最近では100均も充実しています。
最初に買うべきおすすめの工具
DIYで使用する道具は、作るものによって変わります。
今回は、これさえ持っていれば大体のものは作れる、必要最低限の道具を紹介します。
それがこちら
・電動ドリル
・ドリルビット
・ドライバービット
・ノコギリ
・玄翁
・スケール
・定規(差し金)
・ペーパーやすり
・ビス
これらの道具があれば大抵のものは作ることができます。
しかし、道具1つを見ても、いくつかの種類があります。
最初は道具の知識がないので、どうやって選べば良いのかわからないと思います。
こちらの記事ではそれぞれの道具について、選び方などを解説しているので、よかったらご参考ください。
初心者にインパクトドライバーはオススメしない|その理由や電動ドリルとの違いを詳しく解説
ノコギリを購入する前に知っておきたい|縦引きと横引きの違いを分かりやすく解説
これでもう迷わない!DIYで使用するビスの種類と長さの選び方
初期費用を抑えるコツ
先ほど、DIYを始めるための必要最低限の工具を紹介させていただきました。
とはいっても、いきなり全てを揃えるのは大変だと思うので、さらに初期費用を抑えるコツを紹介します。
電動ドリルはコード式を選ぶ
電動ドリルは、充電式とコード式があります。
コード式は充電式に比べて、充電バッテリーが付いていないので、その分価格は安いです。
「コードが邪魔そう、充電式の方が機能性が良さそう」と思うかもしれませんが、自宅で作業を行うなら、延長コードと併用すれば全く問題はありません。むしろバッテリー切れの心配がなく、機能的な差はないので、長時間作業が捗ります。
こちらの記事で電動ドリルの選び方やオススメの工具を紹介しているので、合わせてご参考ください。
木材のカットはホームセンターで
ホームセンターでは、指定したサイズにカットしてくれるカットサービスがあります。
1カット数十円と安価で、店舗によっては会員無料サービスなどもあります。
これらを利用することで、ノコギリを購入する必要がなくなるので、コストを抑えることができます。
玄翁やスケール、定規はとりあえず100均で揃える
これらの道具は、作品の完成度にそれほど影響はしません。しかし、ないと不便ではあるので、とりあえず100均で購入して初期コストを抑えましょう。
ホームセンターで工具をレンタルする
ホームセンターによっては、1日単位で工具をレンタルするサービスがあります。
また、ホームセンター内にレンタル工房があり、上記の工具や電動工具を自由に使うことができるので、活用してみるのも良いかもしれません。
材料を揃えよう
木材・金物・塗料はどこで買うの?
材料も工具と同様にホームセンターで購入します。
また、アマゾンや楽天などの通販サイトでも購入することができ、木材も木材通販サイトで購入することができます。
ちなみに、木材通販サイトの木材の価格は、ホームセンターよりも高めですが、ホームセンターでは購入できない材料を購入できるので、材料に拘りたい方や、時間を節約したい方におすすめです。
木材通販サイトの詳細についてはこちらをご覧ください。
木材の運搬方法
基本的に、購入者自身が運ぶことになります。
車を持っていない方や、サイズが大きくて車に入らないという方は、ホームセンターでトラックをレンタルすることができるので、事前にレンタルトラックの有無を確認することをおすすめします。
また、自宅までの配送サービスもあるので、「木材を購入したけど自宅まで運べない」という状況にはならないのでご安心して下さい。
実際に作ってみよう
道具と材料が揃ったところで、実際に作っていきましょう!
木材加工の基礎知識
木材で何かを作るときの基本的な流れはこちら
1.長さをカットする
2.電動ドリルでビスの下穴をあける
3.ビスで締めて組み立てる
4.塗装する
5.完成
木材の加工に関しては、他者が実際に作品の作り方を公開しているDIYレシピを参考にすると良いでしょう。
私もいくつかDIYレシピを掲載しているので、良かったらご参考ください。
作業をする上ので注意点
DIYをする上で注意する点が3点あります。
・ケガをしない
・騒音に注意
・賃貸住宅にキズをつけない
木材を切ったり、組み立てたりする時はどうしても結構な音がなります。
作業するときは、夜は避け、近隣に迷惑をかけないように気をくばるのが大切です。
また、賃貸住宅にお住まいの方は、床や壁にキズを付けないように気をつけましょう。
退去時に修理費を請求されてしまいます。
そして一番念押しして伝えたいのがケガをしないこと。
DIYは刃物を扱うので、ケガと隣り合わせの危険な作業がたくさんあります。
特に電動工具は、使用方法を間違えれば、一瞬で指を切り落としたり、死亡する恐れがあるので十分気をつけましょう。
なにより他人を怪我させないことが最も重要です。肝に命じておきましょう。
まとめ
本日は、DIYの始め方について、アイデアを考えることから、実際に作るまでの流れや必要な知識を紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか。
これからDIYを始めようと思って、この記事を見て頂いた方にお伝えしたいのが、
「DIYは人生にとってメリットだらけの遊び」
ということです。
楽しみながら、創造力や設計力、計画力のスキルも身につくなんて超お得です。
私自身もDIYを通して人と繋がったり、仕事に繋がったりとメリットだらけでした。
今では、インターネットの進歩で簡単にDIYで稼ぐこともできるので、好きなことで稼ぐ事にもつながります。
今のつまらない日常を変えたいと思っている方、とりあえずDIYを始めてみませんか。
この記事が少しでもあなたのお役に立てたら幸いです。
以上、「DIY入門完全ガイド!|DIYの始め方や最初に買うべきオススメの工具をご紹介」
最後までお読み頂きありがとうございまいした!